高評価だったため購入。初の京山あつきさんでした。１・２巻読了。
なんだか、藤たまきさんを髣髴とさせ、「ここはひとつハッピーエンドでお願いしますっ」
と願わずにはいられません。この不安な揺らめき(そわそわする…)もこの作品の
すごいところなんでしょうか。

タイトルにも書いたのですが、扉絵が各項目の題名そのもののようで、話を読む前に見ると
二人の距離感なんかに妙に納得いきました（そもそも扉絵ってそういうものか？）。

なんというか…引田が不細工設定なのですが、一般的なカップルってこういうもんですよね。
ほかの人から見たら「えー？てかアリかぁ？？」みたいな人でも
ある人から見たら「うわっ可愛い！コイツが俺の星だ！(笑)」という。
人と人との出会いやらつながりってそんなんじゃないかなー
なので引田の「星？…」といった戸惑いとか、今井の「おれぁコイツが
可愛くてしょうがねぇ」的なのに共感しやすいんじゃないでしょうか。

ＢＬってよりヒューマンドラマ！？ラブ？！いや、しっかり男子二人なんですが…
後はなんといっても高校生の成長の過程が無理なく描かれている点。
今井がよりかっこよくなっていっていることに気が付かないでいると、
うっかり惚れてしまいますのでご注意を(笑)（いや、元々キザでカッコいいんですが…）
ストーリーがいいなって感じるのはそういう側面があるとおもいます。

今井目線なのは『聴こえない声』の第２話途中までで、後は引田の目線になってますので
できたらまた今井サイドの話も読みたいです。見守っていきたいなという期待も込めて
☆５にしました。（本音は4.3くらい）

こんな凄い漫画家さんがいたとは・・・
絵が独特で
この人、特有の個性がある
万人に受けるとは、言い難いが、味がある。素晴らしい作品だと思う。

ストーリーも飽きがないし、特に今井(攻)に魅力を感じた
とにかくカッコイイの一言。キザなセリフを吐くが、様になっていて、引田でなくても胸★ドキッです
レビューを見て購入したくちですが、初めて買って良かったと思った作品です。

レビューを読んで、早速読まなければと両方購入しました！実に良かったです。なんていうんでしょうか、こちらまで本当に幸せな気分になりました。プラトニックに近いのかと勝手に思い込んでおりましたので、キスシーンにはかなりドキドキでした。自分（後輩）が不細工でチビだから、身の丈にあった希望しか持てないけど自分のできることには真摯で・・そういうところが先輩君にとってはかわいくてしょうがないわけですが・・・分かります！！人間的に好きになったんでしょうね。現実でもそういう愛すべき人っていますね。尊敬の念みたいな・・後輩では有るけれど。終わり方はとてもあっさりとした感じですね、普通ならこの行く末が読みたいと思うのですが不思議なことに満足感で一杯でした。こんな気分を味わえるのは稀です。きっとこのまま堅実な人生を歩んで、人に愛されて行くであろうと想像容易いからなのでょう♪最後に・・二人で初日の出を見に行くのですが、出掛けにニット帽かぶって｢やっぱ・・変かな？」なんて・・このシーン最高にかわいかったです！！必見です。すかさず初出の父親が「めかしこんでどこにいくんだ？」に大笑いしました♪是非読んでください♪

このマンガは、二人の少年が主人公です。
二人は、ゆっくり何度も、何度も深く口づけをくり返して、
お互いの想いを伝え合っていきます。
絵柄は洗練されている感じはしませんが、
でも、それがイイ味になって、物語にリアリティが出ています。
構成がすごくしっかりしていて、セリフの一つ一つにも無理がありません。

男女関係なく、誰もが通る「思春期」
些細なことに戸惑って、不安定で無防備で、
自分も回りも不明確だった「あの頃」
二人の主人公が、地に足をつけて、ゆっくり歩んでいる姿を
見ていると、「あの頃」を思い出します。

「大学生編」も早く、コミックスで読みたいです。

さっき読んだのに、また読み返したくなってきた･･･そんな気持ちになる、読めば読むほど好きになる作品でした。雰囲気あってハマります。
前巻「聞こえない声」と合わせて読み、ステキ眉毛な緊張すると人を睨むような顔になってしまう小さい引田がどんどんキュートに見え、そんな引田を愛しむ今井先輩がかっこいいです。（人間臭さを感じさせるとこも良し）今巻でもさらに引田にキュンキュンしつつ、益々男前な今井先輩にドキドキです。二人のやりとりにときめく･･･ｖｖ
「KISS ME テニスボーイ」も一緒に買い、面白かったのですが個人的にはこちらの方が好きでした。