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豊かさへ もうひとつの道 (かもがわCブックス)

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: かもがわ出版
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とてもすばらしい本です。 ★★★★★
 日頃忙しさに追われながらも、「どうして忙しいのだろう」と考えるゆとりを失っています。
この本は「あなたにとって大事なことは何ですか?」という問いかけを色々な事柄を通して問いかけてくれます。
一番印象的だったのは「机」の話です。女性に学問はいらないと言われた時代にも、問いかける中でこそ深まり高まる
意識のすばらしさに気づいた自分とそのことにこだわり続けることが出来た自分を愛しむ姿が記載されています。
「豊かさとは自分自身を大事にすること。」「そして、周囲の仲間たちを大切にすること」・・・。
 忙しいとついつい忘れてしまう単純で大事なことに気づかせてくれる本です。
 是非たくさんの方に目を通してほしいと思います。
 この本をきっかけにして、僕の地元で講演会を開催することになりました。地域の方たちにも感動を呼び起こしてもらえると思います。
人生に必読の書 ★★★★★
難しい表現でなく、ごく普通に当たり前のことを、作者特有の思いやりで書かれております。幅広い人に読まれてもわかりやすく、現代日本にかけている部部を補うものの良書だと思います。
もともと有名な方ですので、いろんなところで発言を聞く機会はあったと思いますが、主義主張は一貫しておりますので、安心して読了です。
人間力に支えられた連帯社会を求めて ★★★★★
「豊かさとは何か」を探求してきた著者の「豊かさ」シリ−ズ第三弾。
今からちょうど20年前、当時、景気の絶頂期の中で、
最初の著「豊かさとは何か」が書かれている。
そして、バブル崩壊後の景気のどん底で書かれた姉妹編「豊かさの条件」。
それらを経て、
今回のタイトルである「豊かさへのもうひとつの道」という問いへの答えは何か。
一言で要約するなら、
競争社会ではなく<連帯の社会>、市場の力ではなく<人間力>である。

  「現在は、経済が人間の自由を奪い、人間社会を破壊させ、
   グロ−バルな資本に人間が追い流されている。
   それを本来の方向に変えていくのは、私たちがどんな人生を望むのか、どんな豊かさを実現したいか、
  という私達の意志しだいなのです。
  人間らしい生活をいとおしみ、社会の中にいい人間関係をつくりながら、もう一つの生き方を生きること。
  生活者の知恵と経験と感受性がよりあわされて、あちこちで社会の流れを変える力が育ちつつある。」

そんな認識のもとに書かれた本書は、
「資本の暴走」がもたらしたともいえる100年に一度の金融危機・世界同時不況の真っただ中にあって、
傍観者であってはならないと私達に警鐘を鳴らす書である。

「文学も経済学も、いつも「人間とは何か」という問いのためのものだった」という著者の抒情豊かな文体が、
頭と心の間をめぐらせながら読み進ませてくれる。

「人間は新しい知識を得るたびに、人格を成長させていき、判断力を磨いていく。
 豊かな想像力と批判力を持った人間こそ、国富をつくり出す源。」
こんなキ−ワ−ドが読後の余韻として心の中に響いている。