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ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術 (ちくま新書)

価格: ¥798
カテゴリ: 新書
ブランド: 筑摩書房
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ディベートの効用と時代が求める思考法 ★★★★★
ディベートにまつわる誤解をとくことから始まる。
なにかとマイナスイメージの強いディベートだが、
その真髄は、思考技術を高めるためのすぐれた訓練方法なのだ。

異論への寛容を養う、というあたりは、著者の誠実さが現れていてすがすがしかった。
口げんかに勝つというレベルを超えて、いわば護身術としてのディベートの効用を、
わかりやすく説得力のある言葉で述べている。

さらに、問題発見・問題解決への応用など、多方面での応用にも言及している。
自己責任の時代だからこそ、己の言葉を磨き、表現力を高めないといけない。
その訓練方法のひとつとして、ディベートが大きな可能性を持っていると教えられた。

(ちなみに、茂木秀昭氏の著作ではありませんが、
『ディベートの達人が教える説得する技術』なる本があります。
高評価のカスタマレビューに騙されないよう注意してください)
日本の言説風土への斬り込み ★★★★★
腹芸、根回し、面従腹背といった日本的コミュニケーションに代わるコ
ミュニケーションのグローバル・スタンダードを模索する動きは「ディ
ベート」をキーワードとして1980年代以後、多くのメディアで問われ
つづけた。本書の登場で、ビジネスパーソンを中心とする知識層の人々
は、ようやくディベートの広大かつ肥沃な平野を見渡せるようになった

と思う。かつての類書がとかくアカデミック・ディベートの紹介や教室
用のハウツーにとどまりがちであったのに対し、本書はディベートの意
義・効用を解き明かしながら日本人の言論風土に真っ向から取り組むと
いう、意欲的な試みをおこなっている。その意義は「思考・表現技術」
「調査技術」「コミュニケーション技術」「問題解決技術」に分かれて

おり、著者の豊富な体験にもとづき、論理的に説明されている。特に最
終章「ディベートを社会に活かす」において、日本人にはとかく硬質・
冷徹に映ったり、単なることばの揚げ足取りをするだけの印象であった
りするディベートが、ビジネスをはじめとして、この国でさまざまな仕
事をする人々にどう役立てられるのか、わかりやすい実例を用いて説得

力ある持論を展開している。コミュニケーションに関わる書籍中でもと
りわけ質が高い本書は、この分野の定本と言っても良いであろう。