＜オススメポイント＞
○この本のシリーズの特徴でもある、カラービジュアルページは充実しており、特に地獄・極楽絵図などは解説付きで詳細に掲載されています。

○浄土の世界を分かりやすく伝えるために、「南無阿弥陀仏」「本願」「絶対他力」といったキーワードを挙げそれぞれ易しく解説。

○念仏者の紹介では法然、親鸞といったビッグネームだけでなく、妙好人と呼ばれる市井の人々も取り上げている。

○浄土教がどの様に日本で発展していったかなどその思想の内容とともに紹介してあり、厳しい批判もあります。

○巻末では宗派（浄土真宗など）の歴史を紹介。

＜ウイークポイント＞
○このシリーズの中でも最高の出来ではないかと思わせる内容となっていますが…。「絶対他力」の世界を毛嫌いしている人には…

＜こんな方にオススメ＞
○努力はしたが、なかなか報われない方。

○仏教は好きだが、浄土門の教えはちょっと…と思われている方。

○版画家・棟方志功に興味のある方。