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柳美里不幸全記録

価格: ¥19,267
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新潮社
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潔さ ★★★★☆
見栄も体裁もかなぐり捨てた内容、賛否両論あるようですが、私は潔いと感じます。
あえて難点を挙げるなら、前作『交換日記』の続きから始まる物語であってほしかった(リピートせずに)と思うことと、タイトルに「不幸」という潔くない感じの単語が入っていること・・・柳さんご自身がつけたタイトルではないそうですが(^^;)

虐待という言葉は、言葉そのものがあまりにも禍々しいので、使うことを意識的に避けていますが、私にとっては他人事ではありません。
祖父の代から連鎖した「間違い」により、母と私の間には、決して埋められることのない溝が残りました。
母のこと、祖父母のこと、幼い頃の自分のこと、現在の思い、いろいろなものと重ね合わせながら読みました。
柳さんの、心身を削る痛みをともなうほどの正直さに、心から敬意を表します。

地獄の黙示録 ★☆☆☆☆
レビューしようとしましたら・・・皆さん思うところは同じですね・・・。

堕胎することによって快楽を得ている。
この趣旨の発言には怒りを覚えました。
子殺しも彼女に取っては快楽なのです。
彼女が著名人でなければ、
彼女の存命している息子さんも命はなかったと思います。

児童虐待で保護するレベルの惨さ。

自分自身は放蕩の限りを尽くして好き勝手。
で、ご自分は不幸なんですか。

自分しか愛せない女の反社会的日記。

言いたくはないのだが
やはり人間の反社会的嗜好は細胞のDNAに起因するのだろうか?
最高ですよ!マジで! ★★★★★
書くことの必然性が柳美里さんにはある。だから彼女の文章は私たちの心を震わせることが出来るのだ。みなさんも自分の目で読んでみてください。きっと何かを感じ取れるはずです。
挑戦 ★★★★☆
読んでいて幸せになるようなものではない。
のほほんと幸せになりたい人は、そもそも彼女の著作を読むべきではない。
きれいごとの中で生きていたい人間は、近寄るべきではないのだ。

これは、はじめから生き辛さを抱え込んだ女性の魂の記録である。
しかし、これは、多くの女性の現実でもある。
それがゆえに、見たくない人にとっては排除すべきものなのだろう。

彼女は不幸だ。そして、彼女の周りの人間も。
だが、私たちはそれを「救う」ことはできない。

予定調和主義者や、「救世主」症候群の人々には、
決してお勧めしない。
腹が立つだけだから。

だが、この世の姿を本気で受け止める気があるならば、
彼女が、カナリヤのように歌っているのがわかるはず。
小説ではなく 個人日記 ★★☆☆☆
なにかと問題を抱えている(と思われる)筆者の 不幸全記録 とあるが
不幸を招く行為をしているのは 自らなのではないか と感想が残る作品

不幸を楽しんでいる というか 不幸に陥るような行為をして
ベクトルを自分でそっち方面に故意に向けているのではないでしょうか?
それに付き合わされる家族や周囲の人間はたまったもんではないでしょう

なにかにつけて 女性だから とか 人種がどうこう と卑下していないで
自分の足で立って 後ろを見ないで前に進む ということを一度でもした方が良いんじゃないかと
そう思わざるを得ない 筆者のネガティブさに ある種の反面教師的な教えを得たような気がしました

ボクは人生の師に 足ることを知れ 時間が解決できないことはない と教えられましたので
筆者の気持ちに同調・同情はできません もっと大人になるべきは子どもではなく筆者でしょう