コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
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コンキチ :働き者だけど貧乏なきこりから、ちいさなあくまはパンを奪い
卑怯なことをしたと大人たちに怒られ、なにかお詫びに手伝いを
するはめになりますが、さすがあくまですから手伝い方が壮大で
思わず笑ってしまう場面がてんこ盛りですよね!
ナターシャ:色使いも原色を多様してきれいですから、子供たちも楽しめる
爽快なお話に仕上げていますよね、地主の○○がまるで
インディー・ジョーンズみたいに簡単なのが楽しいわよね!
いわゆる躾本(しつけ)ではなくていい塩梅で楽しみの中に
卑怯なことは悪魔でもしてはいけないということを教えてくれる
優れた絵本だと思いました、2人で笑いましたよね。
コンキチ :あくまなのに初めから可愛い主人公も好きですね!
麦畑のキラキラ光る絵も素敵でした、お奨めしますよ。
骨太なお話と絵!
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とても面白い絵本です。内田さんの再話はいつも生き生きと楽しいし、堀内さんの絵は、このお話にピッタリです。ヘンテコリンで憎めないキャラクターの小さな悪魔くん、体は小さいくせに、やることはスケールがでっかい!幼児から小学生、いや、大人にだって面白い絵本です。自信を持ってお勧めします。
昔と今
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小学生の頃、教科書で読んだ記憶があり、3才になる息子に読んでみようと図書館で借りてきました。 あの頃のおぼろげな記憶では、表紙の絵・悪魔が沼の水を飲み干した・という箇所しか覚えていませんでした。読み終え、涙が出てきました。あんまり感動したので、主人にも読んで聞かせたところ、「いい話だ・・・」と感動しておりました。息子には、早かったかもしれませんが、いつかこの絵本を大人になった時に読んでもらえたら・・・と思っています。この本は、自分の宝物として持っていたいと思いました。
子供の読み聞かせにいい本です
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ちいさなあくまが、貧しいきこりのパンのかけらをとってきます。いたずらが成功して得意顔のちいさなあくまに、おおきなあくまはものすごい顔で怒り、きこりのために何か役立つことをするように言います。
ちいさなあくまが、きこりに謝るところや、きこりのためにいろいろ考えて行動するところなど、ぜひ、子供と一緒に読みたいです。
素直な気持ちにさせてくれる一冊です。