ビージーズ初期の頃の最高傑作です。もちろん捨て曲ゼロ。バリーとロビンの作曲の個性が程良くブレンドされてたまらない１枚です。「獄中の手紙」は名曲中の名曲。どの曲も好きですが、ロビンが歌う「ジョーク」「素晴らしき夏」、バリーが歌う「ダウン・トゥ・アース」「アイディア」が最高です。

このアルバムはどの曲をとっても素晴らしい。特に出だしの「愛があるなら」「キティキャン」「ジョーク」「素晴らしき夏」「キルバーンタワーズ」「獄中の手紙」「白鳥の歌」は言う事無しだ！個人的にはこのアルバムが一番ビージーズらしいし、楽曲もベストだと思う。ヴィンス・メロニーのギターもまたいい。数十年前、何かの雑誌で大瀧詠一さんが好きなアルバムにビージーズのファーストを入れていたが、僕はこのアルバムを入れたい。昨年出したアルバムでは初期に戻って作ったとあるが、初期というのはこのアルバムのような事ではないだろうか。ディスコもファルセットもいいが、やはりビージーズの原点はここにあり！