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弓田亨のフランス菓子

価格: ¥2,625
カテゴリ: 大型本
ブランド: 日本放送出版協会
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お菓子の理解が深まりました。 ★★★★☆
 クッキーが好きで、色んな本を読みました。だいたいどれも似ていて、作ってもそんなに味は変わりませんでした。が、この本を初めっから読み、素材、道具、混ぜ方など知らなかった知識を吸収しつつ、作ったクッキーは今まで作った中で最高の出来になりました!!!長いうんちくがあり、「こんなの無理!」と思っても、この知識が頭にあるだけで、自然と自分の出来る範囲の行動で、この本に近いクッキーが出来ます、と思います。弓田さんのクッキーは食べた事が無いですが、これから何回も作って、食べた時「私が作ったクッキーと同じだ!」と言うのが目標です。今回はまだクッキーしか作ってないので星4個。他にもフランスを代表する菓子が掲載されているので、フランス菓子に興味がある人でも、持っていて損はないです。
おいしいフランス菓子づくりから始まる食文化のあるべき姿の考察 ★★★★☆
この本は、NHKのテキスト「男の食彩」に連載されていたものをまとめたものだそうです。単にお菓子のつくり方を書いただけの本ではありません。エッセーという形式で、著者がフランスの食文化に触れることで見えてきた、現代の日本の食の危機的状況についての考察が、順を追って書かれています。日本の食材は、土壌が弱いために非常に希薄で、それをさらにあく抜きなどの誤った調理法で味と栄養価を薄めていること、砂糖を使い過ぎていることなどが指摘されています。その原因は日本の利益優先の生産体制であり、それが食文化の画一化をもたらしているということです。食は地域や家庭で異なる個性を持っていればこそ、共同体の絆を強め、子供に安心感を与えるものだと訴えられています。

またフランス菓子の強くて深い味わいを日本で再現するために、手順や食材に様々な工夫がこらされていて、それについてもひとつひとつ取り上げて、なぜこれを使うのか、こうするのかが書かれてあります。料理の手順の方も、誰もがおいしいお菓子を作れるように、非常に細かく指示されています。例えば材料のかきまぜ方ひとつとっても、かきまぜる木べらの角度、容器の大きさ、まぜる形、速度や回数(10秒間に25回で100回まぜる)などが指示されています。

理屈はさておき、まだ数種類のお菓子を作っただけですが、今までに手作りしたどのお菓子よりおいしくできました。著者主催のフランス菓子店「イル・プルー・シュル・ラセーヌ」のサイトにありましたが、ここのお料理教室でお菓子を作る様になると、お子さんが他のお店のお菓子を食べなくなるそうです。そのエピソードにもうなづける味でした。

とても価値ある1冊だと思います。

丁寧な説明。 ★★★★☆
一つのお菓子が出来上がるまでのプロセスが写真付きで、とても丁寧に説明させれています。この説明どおりに作れば、間違いなく美味しいお菓子が出来る!と思います。材料は1g単位で家庭で作るには、面倒かな?と思ったりしますが、売っているお菓子より美味しいものが出来ます。

レシピだけではなく、コラムでの弓田さんのお話は興味深くて読み物としても楽しいです。お菓子に興味のある人は読んで損は無い!と思います。弓田さんの他の著書と比べても安価なので、最初に買うには良い本だと思います。

こだわり! ★★★★☆
単なる小市民的なお菓子のレシピ本ではありません。継承だけの職人技を超え、フランス菓子をどのように解釈するか、革新を加えて深いところまで掘り下げています。自分の考え方、生き方自体を問いなおされる気がいたしました。哲学的に菓子道を攻めてみたい方にお勧めです。
説明が長すぎ ★★★☆☆
もっとシンプルな説明かと思ったら、ウンチクが長くて多い。
でもプロセス写真が多いので、わかりやすいのは事実。
まだケーキは何も作っていません。でもリンゴのコンポートのみ作ってみたら
おいしかったです。