教訓じみていないところがいい!
★★★★★
3歳になりたての娘に購入しました。娘は「ばばばあちゃんのアイスパーティー」と「おもちつき」の二冊もっていて、どちらも好きだったので、「すいかのたね」も試しに購入!一番のお気に入りに躍り出ました!なんといっても、道徳からかけ離れたばばばあちゃんの人間的な魅力がいいです。予想外の展開に、初めは娘も「なんで、ばばばあちゃん怒ってるの?」と疑問を持っていましたが、今では毎日何度も何度も(私が)読まされています。子供には自由は発想を持って欲しいから、押し付けのようなストーリーでなく、いひょうをつく、こんな絵本がいいです。
大笑いしたかったら
★★★★★
威勢がよくて、ちょっと気のいい ばばばあちゃん。すいかのたねをまきました。… スイカを切ったら、「これでも これでも くだらん種かい。え!」中から、どなり声がでてきます。
すいかのたねが怒ると…
★★★★★
なんて楽しいんでしょう。親が何気なく置いたものを
子どもはすぐすっとんで見にいきます。
そんな子どもみたいな動物たちが沢山でてきて、
学校に入る前のわが子を見るようでした。
ばばばあちゃんが埋めたすいかのたねは、そっとして
おいてもらえません。おまけに文句まで言われては
すいかのたねといえども怒るのは当然です。
でもすいかのたねの反撃はすごいのです。
あっと驚く物語にわが子は大喜びでした。
すいかが出来る様子もわかり、美味しいすいかが
食べたくなって夏のおやつはすいかに決まり。
にぎやかなすいかの反撃は落語の落ちのようで
大人が読んでも面白いです。人気のばばばあちゃん
シリーズですが、怒りまくるすいかのたねという
ネタが秀逸です。(お後がよろしいようで…。)
元気がでるよ
★★★★☆
この本は、さとうわきこさんのばばばぁちゃんシリーズの1冊。ほのぼのした絵本のなかで育っていたときに出会って、はじめはこの元気のよさにとってもびっくりしました。本から、元気が飛び出してくる感じ。ちょっと、かけあい漫才ふうの元気が入っている。入ってる!(たくさん入ってるの方がいいかな?)すいかとのやりとりがおかしい。最後のすいかをきった瞬間がまたおかしい。どうぞ、笑ってください。