毎日雨ふりでうんざりしたばばばあちゃんは、ストーブをぼんぼん燃やし、最後に「こしょう」と「とうがらしのたば」をほうりこむと……。
　腕組みして考えている、ちょっと怖い顔のばばばあちゃん。自信ありげに汗水たらして、ストーブを燃やしているその姿……。何が起きるのかな、とわくわくどきどきしてしまいます。そして、「からいからいけむり」で「くも」と「かみなりたち」を地面まで落としてしまうなんて！　雲の洗濯も、とってもおもしろい！　そして「ぜったいにてつだってやらな」いばあちゃんたちのがんこさが、あいかわらずすごい。腕白たちにおすすめのゆかいな本。

ばばばあちゃんシリーズ第3作目。
もう本書ではこねことこいぬは同居しているようです。
いよいよ、ばばばあちゃんパワー全開。
降り続く大雨、たちこめる黒雲に負けじとトウガラシをストーブにいざ投入。
カライ煙にかみなりさん達もついに降参。
「たいへんなひるね」や「せんたくかあちゃん」をほうふつさせますね。
お天気も自由自在のばあちゃん、痛快です。

たくましい。
だいすき。
おちこんだり、何もかもうまくいかないときには、
ばばばあちゃんシリーズを読みます。
なんだかすっきりして、力が湧いてくるんです。
「よおし、こっちにもかんがえがあるよ」
よっしゃあ。

ちょうど梅雨の季節に購入しました。ばばばあちゃんと同じくたまには晴れになって欲しいと願う日々。雨を降らし続けているかみなりさん達にこんな痛快な方法で仕返しできれば、とーっても愉快ですね！さて、その方法とは･･･。最後の洗濯シーンに「せんたくかあちゃん」がゲスト出演しているのが、これまたにくい演出です。