有名なので
★★☆☆☆
なんというか、有名なネタではありますが小説を読んだことがないのでこれを機に内容に触れることにしました。
しかし、自分の知識以上に目新しいところがなかったがゆえに楽しめませんでした。
原作を読むべきなのかもしれないと思いましたね。
内容を書くのは無粋ですからしまませんが、漫画の内容は結局5行もあればまとまるその内容は予想の範囲を出なかった。
加えて、西洋のクジラをたくさん捕まえてやろう的な話ってのは、やはり現状の知識からの介入があって
素直に楽しめるものでもありませんでした。
その意味では最後に現代の話を交えたのは間違いじゃないとも思いますが、それをもって
いよいよ単なる古典としても割りきれなかったですね。
まあ、出てくる固有名詞モビーディックやエイハブ船長のイメージを得ておこうという意味で、内容を知らない人には
お勧めできるかもしれません。
せっかく面白いのに
★★☆☆☆
せっかく面白いのに、巻末の説教が一気にしらけさせてくれます。
『2009年現在ー
捕鯨の是非を問う国際的な論争が続いている。(中略)
いまだ明確な決着はついていない』
こういう事を言いたくて書かれた小説ではないだろう。
むしろこういう論争は意味が無いとして書かれた小説だ。
こういう感想を持つのはもちろん勝手だが、それを
押し付けるのは間違っている。
シリーズまとめて好きですが・・・
★★★★☆
白鯨に関しては、キャラクター、作画共に良いと思いますが
あからさまに手抜きと思われるカットが何点かあったことと
明らかにモアレやドットの粗が目立つコマが多数ありました。
原作ファンの方のためにも初期の頃の作品群ように、漫画も
丁寧に描いて欲しいなぁと思うのです。
(なかでも「蟹工船」は突出して作画が良いのですが)
ハイペースな刊行を続けるあまり、クオリティが落ちるのだけは
避けて欲しいという気持ちからあえて☆4で。
おもしろい。ぐんぐん惹きこまれます。
★★★★★
白いクジラを追いかけていくストーリーです。
普通はクジラは黒いれど、白い大きなクジラが出現する。
海の神とも思えるクジラ。
そのクジラに足を奪われて、復讐に燃える船長。
そのストーリーにぐんぐん引き込まれて一気に読んでしまいました。
なかなかおもしろい本でした。