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ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)

価格: ¥819
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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注釈は必要 ★★★☆☆
訳者は、文庫を読む一般読者のことを考え、注釈を付する判断をすべきだったと思う。如何に中途半端なものになろうとも、キリスト教世界の背景に関する最低限の知識サポートは必要だろう。
中二病向け ★☆☆☆☆
ニーチェは生命の根本への問いから逃げ超人という殻に閉じ込もってしまった
同じくトルストイもまた同様の問いを避けキリストという殻に閉じ込もってしまったという感想

ついでに言えばニーチェ自身ルサンチマン根性から抜け出せてないのは明白だった(馬やユダヤ人を庇う言動)。ニーチェはつまりかっこいい批判者にはなりたいが汚れやくにはなりたくないという人間だった
更にニーチェの都合のいい文献を利用した反ユダヤ主義者同様ニーチェの都合のいい文献を利用しヒトラーを極悪人の側におき二ーチェを孤高の哲学者に置く盲目的なニーチェ主義

馬鹿な哲学者には馬鹿なオタしかつかないのだ

ニーチェが反キリストだけで語れないのと同様ナチスも反ユダヤだけで語れない

ニーチェの文献を見れば一目瞭然だがそこにはナチスの残虐性を正当化する文章がはっきりと数多く見受けられる


今ニーチェは裁かれる時期にきている
ニーチェ思想の集大成。 ★★★★☆
ニーチェは、人を衝き動かしてきた意志というのは、力への意志だったと説きます。 すなわち、自らを権威あるものとして、他人を屈服される力を持とうとする意志です。 この意志を元に、人々は権威を形作り、それは、善悪の基準付けを行ってきました。

しかし、この意志を持つ人間は弱い存在でした。 だから、同情、隣人愛を自らを権威あるものとするための道具としました。 その産物が国家であり、キリスト教であり、神であったとニーチェは喝破します。 このような弱い人間というのは、動物と超人の間にかけられた橋のような、過渡的な存在であり、乗り越えられないといけない存在なのであると、ニーチェは考えました。

人間がこれまでの弱い人間を乗り越えるとき、神とその愛、同情により作られていた世界観は終わりを告げます。 ニーチェはこれを、「神は死んだ」と表現します。 神の死んだ世界で生きていくのは、人間を乗り越えた超人です。 この超人は、意志、自由、創造力、孤独、自分自身への愛といった特質を備えた人間です。 同情されなくても、他人に思いやられなくても、生きていける存在。


キリスト教的な世界観をもっていた時、人々は、自らの人生の終焉を、審判の日とそれ以降の天上での生活に落ち着ける事が出来ました。 しかし、それら世界観が崩れたとき、大きな精神的危機が襲いかかってくることになります。 ニーチェは新たにとって代わる世界観を永劫回帰と考えました。 これは、生がまるで何回も同じ場面を繰り返していると考える世界観です。 

事実、この永劫回帰の世界観に陥ることは、現代における無宗教で「自分主義」の人々にとって深刻な問題なのではないかと僕は思います。 信じるものは無い、生はただ進むことのないルーティンでしかない、となれば、人生が虚無に思えてきます。 

このような、神から脱却したのちにも虚無に陥らないための方法としてニーチェが主張した事は、自らと自らの人生を愛することでした。 もし自分の生が永遠の円環の輪の中で逃れられないものなのだとしたら、その人生を受け入れるためには、この永遠の円環である人生を愛さねばなりません。 他人への愛は、その自分への愛の中にこそ存在するべきものなのだとニーチェは考えたようです。 そして、本書の中では、その自分を愛することから得られる喜びがうたわれています。


本書その他を読む限りでは、「人間は乗り越えられなければならない」というのは、ニーチェの価値判断であり、論理的な帰結ではなかったように思われます。 でも、本当に乗り越えられないといけないのでしょうか。 人間の持つ弱さを抱いて、お互い弱さを援け合いながら生きることは、それはそれで素晴らしい人生なのだと僕は思います。 (ごめんなさい、でもこれはこれで僕の価値判断です)

ニーチェが、吐き気を催すような奴隷道徳と批判しようと、人間の弱さというのはそんなに簡単に変わるものではないので、今は、自らを超克することを考えつつも、周りの人と援けあって生きていくことこそが一番なのだと思います。 もっとも、1000年後には、分かりませんが。
小説として読むニーチェ ★★★★★
色々なレビューがありますがこの視点のレビューが無いので書いてみます。

私が読んだ感想は一言「笑えます」。

超人?よくわかりません。いろいろな言い回し、はっきり言って殆ど真意はわかりませんでした。
でももしこれを哲学書としてではなく小説として読んでみた場合。面白い、あるいはなんじゃこりゃという”超人的”な世界の連続です。亜空間とでもいいましょうか。驚くべき登場人物とまさに頭のネジが取れた主人公との軽妙なやり取り。狙ってないのでしょうがちょっとした漫才みたいです。(ただし突っ込みは居ません。自分で突っ込まないといけませんが)

「女とは妊娠だ」という台詞には笑えました。それに対する老女の回答も絶妙。こんなキャラ他の小説では出会えません。哲学は一寸苦手という人も読んでみても損は無いかな。
ただしある程度活字に慣れておかないとしんどいかもしれませんが…
頭がおかしい人が書いた文章です(言い訳) ★★☆☆☆
何が言いたいのかさっぱり分からない(意味不明、理解不能)。
というかこれを分かったところで役に立たないと思う(非合理)。
分からなくとも、たぶん、困らない、生きていける(開き直り)。

まったく長いだけで内容が薄いので付き合いきれない。
はっきりいって時間の無駄。

永劫回帰なんていったてあくまで自分の人生を肯定するためのある種の態度みたいなものでしょ?
本当に繰り返し人生が存在すると思った人はご愁傷様です。
かもめ堂 ★★★☆☆
ニーチェを読むのは、始めてです。一度読んで内容を理解することができていないので、読返し中です。 
ボブ&キャサリン書房 ★★★☆☆
聖書の世界観を否定するための文学。ウィットに富んでいるのでおもしろいけれど、感情移入して読むのは危険です。発狂してしまうかもしれません。
読みやすい ★★★★☆
新潮社版を読んだら1ページ目で嫌んなったけどこっちは読みやすかった。唯、訳者いわく大分注釈を割愛したようで、わからないところはやっぱり分かりません。とっても聖書の表現が多くて・・・
銀蠍書店 ★★★☆☆
難しくてなかなか進みません。だけど、表現やものの見方などはなかなか面白い。
M6A1の店 ★★★☆☆
左記の岩波版。安価なので入りやすいかなと。
全部で4部構成になっているうちの2部まで。残りは下巻。筒井的に読めるのは2部くらいまでなので小難しいことが嫌いなかたはこちらをおすすめします。
すきな本っ ★★★★☆
ダメ人間だから、ニーチェの考えに脱帽。真似出来ないけど、尊敬する。
下巻もあり。
蓮華八尋堂 ★★★★☆
花の女子校生の頃から、本棚にずっと置いておいて、時々ふと取り出しては読んでみる本。文章は変わらないのに、読んだ年代で感じることが変化する。いずれにしても、相変わらず小難しい。けれども小難しいことを無理矢理理解したふりをすることはもう無いワタクシという存在。今煮詰まっていないヒト、大いに悩んでいないヒト、人生は楽しい!と声を大にできるヒト、自分を愛しているヒト、何ということのない日常の中でひねもす読んでみてください。レゾンテートルなんて、その気になればいくつだって見つかりますとも。
知的喫茶空間 ★★★★★
会社の昼休みに気楽な気分で本を開いたら・・(^^;・・ニーチェの世界に惹き込まれます。今、声に出して読む本が流行っているけど、この本も声に出して読めば、シェークスピアの劇もびっくりな過激な感情表現です。難しいだろうなぁ~って遠慮している方は、この機会に読んでみてください♪・・・おっと、下巻も、注文しなくちゃ!! 
たくたく書店 ★★★★★
哲学に興味がなくても、その思想はためになります。一生に一度は読んでおきたい作品です。
Luna  B ★★★★☆
あえて文学に(笑) 若い人が読んだ方がいいかな。高校生くらいに勧めます。読みやすいし、熱くなります。若いなら。
明快堂書店 ★★★★★
ニーチェはともかく読んで下さい。私はいま還暦を過ぎてこの本は20代から読んでいますが、いまだによく解りません。彼は聖書を凌ぐ本を書いた、(聖書の内容ではダメだ)と言っているのですが、それは半分当っているでしょう。そして、たぶん「みんな、しっかり、本気を出して生きろ!!」と言ったのです(笑)。exerpts:しかしあなたが高くのぼればのぼるほど、妬みの眼は、あなたをますます小さな者として見る。そして、飛ぶ者ほど、飛べない者に憎まれる者はいない.p.106。奴隷の幸福をまぬかれ、神々とその崇拝から解放され、恐れを知らず、他からは恐れられる偉大な孤独者、--こうした者でありたいというのが、真実に生きる者の意志なのだ、p.174。 すべての名高い賢者たちよ、あなたがたは民衆に奉仕し、民衆の迷信に奉仕してきたのだ!--真理に、奉仕してきたのではない! だからこそ、あなたがたは尊敬されたのだ.p.172
心揺堂 ★★★★☆
哲学界の元祖エモ系野郎。まったくすごいよなぁ。読み物としてもすばらしいね。悲劇的な境地から自分を見つめなおすっていうのはある意味ナルシスティックでもありペシミスティックでもある。でもそこが僕は好き。
★★★★