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水滸伝 13 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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梁山泊、危うし ★★★★☆
官軍がいよいよ強くなってきた。最近の梁山泊は押され気味。
歪み ★★★★★
 李俊にあっさり撃退されましたが、冒頭から初の水上戦が起きます。地方軍のみならず、宿元景や趙安まで出動して全体戦の様相を呈してきました。そんな重大なときに呉用と各隊長との間に、はっきりと溝が浮かび上がります。関勝も加わり更に強固になったかのように見えましたが、やはり晁蓋の穴は大きかったのか。不協和音を感じずにはいられません。
 ついでにあだ名の紹介が増えてきましたが、北方版では必要ないと思います。
『水滸伝』(1〜19/替天行道:北方水滸伝読本) ★★★★★
書き始めると止まらなくなりそうなので…
原典の『水滸伝』を凌駕した最高峰の中国史小説でした。
そして、読んだ全ての人それぞれに違った想いを抱かせる、枠に嵌らない作品だと思います。
一読の価値は間違い無しだと思います。
双頭山壊滅 ★★★★★
ここまで局地的に敗北を喫したことはあったものの、大きな喪失感を伴う敗北はなかった梁山泊軍。
それが、青蓮寺の大規模な両面攻勢の前に双頭山があわや陥落寸前に。
朱仝の命をかけた超人的なふんばりで陥落は免れたものの、大敗北を喫した。
読み進めていくうちに、今後の梁山泊軍の戦いが困難を極めていくことを予想させる巻と言えます。
勝てば官軍 ★★★★★
ここまで、いいところまでいっても勝利を遂げられない官軍は
軍の質の底上げをはかる。
もともと数量で圧倒する官軍は、質の上がった軍を用いて多角的な
攻めに転じる。
梁山泊に大打撃を与えるものの、ここでも完全なる勝利を得られない官軍。
地力とともに反撃する官軍に震撼する白虎の章。
目が離せません。
La La La ★★★★★
とにかく続きが気になってしょうがない。 
1日の読書時間の大半を継ぎこんでいます。 

燕青と魯俊義が命を取り留めてよかったです。 
死の淵までいって戻ってきたんですね。 

李富って意外としつこく生きているね・・・ 
さすが役人って感じです(笑) 
1巻から出てきているのにまだ生きてるしね。 
いろんな人が死んでしまったのに。 

戦は嫌だなと思った巻でもありました。
歴史小説館 ★★★★★
梁山泊防衛の要にして、開封府攻略の前線基地でもある流花塞。官軍は満を持して、趙安と宿元景率いる10万の軍勢を送り込む。これあるを予期していた梁山泊は、花栄の指揮する流花塞に、関勝らが率いる本隊を救援に向かわせる。が、これは青蓮寺の仕掛けた壮大な罠の一つだった。双頭山に危機が迫る。/双頭山を守る朱ドウは、死線を越えた決死の戦いで、双頭山を死守する。/「俺は精一杯生きた。闘い抜けた。」と語る朱ドウ。「お前はよくやった。」と淡々と死を看取る林沖の遣り取りが、カッコイイ!まさに漢の生き様だ。