ベトナム戦争を戦ったアメリカの軍人のお話。
但し、キャラクターは全て動物に置き換えられています。
その魅力的でいきいきした様はまさに鳥獣戯画。

　ストーリーに関してはひとつひとつの話は初めて聞く物は
少ないのですが、一話一話が短いサイズで、
ユーモアも効いてるのでとても読みやすいです。
加えて僕は軍事的な事はそれほど詳しくないので、
適度な注釈がとても助かりました。
そんな僕は日本人がベトナムで戦っていた事は、
初めてこの漫画で読んだ事もあり、いろいろ感じるものもありました。
とはいえ劇中、日本人の扱いが大きく描かれすぎてた感はありましたが。
それでもとても面白かったです！

小林源文先生の本です。
内容は、ベトナム戦争中の特殊部隊の話です。大体、ベトナム戦争、特殊部隊と言えば、世代によっては、ものすごく嫌がれる話だと思います。
が、キャラクターが人間では、無く動物になっているので、だいぶ見やすくなっています。

なおかつ、設定など、また特殊部隊の事等が詳細になっており、それ以外のベトナム戦争の話とくらべてかえってよく分かります。
これは、拾い物だと思います。