確かに効果はあるでしょうけど
★★★★☆
確かに私もメールの返事もくれない女性に8年間執着してますんで、素っ気なくするのは効果があるのではないでしょうか。
ただ、日本では本シリーズの想定以上に、男も女も恋愛に低体温な人が多そうで、黙っててもこんな感じの恋愛をしてるんじゃないかと思います。そんなに尽くして捨てられる女性なんているのかなという疑問はありますが、それは単に私が知らないだけかもしれません。
ただ、全く男性に声をかけられたことのない女性が使ってはいけないでしょうけど。手駒(何となく好意をもってくれていそうな男性)が4人以上いれば十分使えるのではないでしょうか。
何か、この本でいう理想の男性は、単に鈍感で呑気な人のことをいうのかなとも思います。確かに結婚生活には向いているような気はします。
男性的男性と、女性的女性むけの本 中性的なタイプ、精神世界系の人には不向きと思います
★★★☆☆
男性的な男性には、かなり有効だと思います。あなたが女性的な女性ならば、理想的なスタイルではないでしょうか。
けれど、私は中性的な女性で、そもそもそのスタイルに幸せを感じられないことを学びました。
そのため、ルールズの幸せと自分の幸せにギャップを感じ、2年ほどでやめました。
自分にとって、どのようなスタイルが幸せなのか、この本のやり方を試して、見極めることができたという意味では、感謝しています。
この本では、前提として、男性の特性的に、手に入ったものには興味をなくしてしまう、としています。
しかし、私は、欲することを欲する、今あるものに感謝できない、という姿勢は、男性的というだけでなく、精神性の低さの反映なのではないかと思います。
ルールズ実践中に好意を持ってくれた男性は、社会的地位があり競争に勝ち抜くタイプの、男性的な人が多かったです。
自分の中の’女’が呼び覚まされるような感覚もありました。
ある意味幸せでしたが、心底幸せではありませんでした。
最終的に、上記のようなタイプの男性に対して、私は魅力を感じないし、あまり尊敬もできない、ということが、よくわかりました。
私にとっての愛の意味には、男女の恋愛より、もっと隣人愛に近いものがあります。それはパートナーシップにも影響しています。
ギリシア語でいうと、エロス(男女の愛)だけでなく、フィリア(友愛)やアガペ(無償の愛)としての愛も多い、
そういうパートナーシップを目指しています。
ルールズでは、エロス的な愛をいつまでも長持ちさせる方法を説いていると思います。
恋愛には、二種類あるのだと思いました。
手に入らないものを求めること自体に興奮する恋と、
すべてを共有して、手の中にあるものに感謝し、その安らぎの中に憩う愛。
こういっては失礼なのは承知ですが、前者のは、幻想の恋だと思います。
幻想の恋がしたいという段階にある人には、それでいいと思いますが、
後者が好きなタイプには、ルールズ的やり方は逆効果だと思いました。すべて手の内を見せ合うことが大事になりますから。
男性の中にも、精神性が高く、手に入れては次々へ興味の対象を変えるようなことはせず、いま手の中にあるものに感謝し、ますます大切にする人もいます。
そういう男性は、中性的な傾向があると思います。
女性の精神性が高まると、お相手の男性も、精神性が高い方になっていくと思います。
私は、そういう男性とでなければ、自分の幸せを築くことはできないと悟り、ルールズに学びを感謝して別れを告げました。
本気で結婚したい人へ
★★★★★
この本にもう少し早く出会っていれば、悲惨な恋愛をせずに済んだのに…!
と心底思いました。
付き合った人に、自分の事を見て欲しい、いつか結婚してほしいと思うあまり、
本に書かれている反対の行動をしてました。
簡単に言うと、気の無いそぶりをして、相手からしてもらう行動のみに
答えるというシンプルなものなのですが、
本当に好きになった相手にはなかなか出来ないものだし、
(ついこちらから当たり障りないメールとかしたくなるじゃない!?)
本の通りにしたら、連絡さえくれないとか、
仲良かったのに去ってしまったという現実を受け止めるのもまた辛いところです。
でも読んでいくうちに決してこの本は無理な事を言ってないし、
納得する説明が沢山書かれてます。
過去の恋愛と照らし合わせてみても、
なるほど、当たってるな…と感心させられました。
実践すると、面白いくらいに自分がどのくらい愛されているのかが手に取るように
分かるようになります。
彼氏に「めんどくさい女」と思われて連絡が来なくなると、
無駄な恋愛をしないで済んだと、後で本当に実感できるようになります。
(最初は辛いですけどね)
私も最初は半信半疑でしたが、
20後半でとにかく結婚したかったのと、今までの恋愛が本当にうまく行かなかったので、
発想を切り替えて頑張ってみました。
するとどうでしょう!
今まで自分が好んで付き合ってたタイプとは違う人でしたが、
理想の人と出会う事ができたのです。
夢のようなプロポーズをされ、何と1年で結婚しました。
そして何より感謝したいのが、
結婚後も大切にされて嘘みたいに幸せだよ!という事です。
(結婚後の振る舞いも本に書かれていて為になりますヨ)
もてない女は読んではいけない
★★★☆☆
その昔。ルールズを読んだ売れ残りの30女が、目からウロコが落ちたと思い込み、その足で男から借りていたビデオを叩き返すべく荷造りし、別れの手紙を添えて、コンビニへ直行した。
それはもちろん私です。
この本には、もてない女を洗脳する作用があります。
だから、もてない人は読んではいけない。
読んでしまった場合は、軽率な行動に走る前に、1ヶ月は冷却期間を置きましょう。
で、その後私は、愚直にルールズの言いつけを守り、決して割り勘に応じず、自分から電話などはかけず、直前の誘いは断る、という行動にいそしんだのだが。
結果は以前にも増して惨憺たるものであった。だいたい、これはアメリカの女が書いた本だ。「相手が男性である限り、世界中どこでも通用するのです」なんちゃって、そんじゃあ、たぶん日本は「世界」ではないのさ。
「誘いがあったら、ときには断って、できるだけスケジュールが詰まっているふりをして、都合のいい日を彼に探してもらいましょう」なんちゃって、現実には「○月○日はいかがですか」なんていうやつはいないって。どいつもこいつも「いつにしますか。合わせますよ。」としか言わないじゃんか。そういう場合には、どうやって断ったらいいわけ。「あなたとは会いたくありません。」という意味になってしまうではないか。
「ルールズ」は私の人生を方向転換させた。この本によって、何が変わったかというと、「男女交際なんて面倒くさいからもういい」といううんざりした心持ちになった。
だってさあ、「男性と一緒のときに財布を開いたらナメられる」とか「簡単に誘いをOKしたらナメられる」とか「もう2週間も電話がないけど、死んでいるのかしら。でも、決して電話をしてはいけないのだわ」とかいちいちいちいち考えるのが、面倒くさくなくてなんなのだろうか。
かくて、私の男女交際はとてつもなくつまらないものとなり、時の流れにまかせてめでたく引退へ進んだのだった。涙。
この本のおかげで結婚できました!
★★★★★
私はこの本に出会ったおかげで、結婚できました。
20代のころは、自分から告白するとか、デートに誘うなんてとんでもないことでしたが、年を重ねるにつれ、自分から誘ったり、告白したり。でもその結果は、決して長続きしない恋でした。結婚以外の願望は、だいたいかなっているのに、結婚願望だけが、どうして実現していないのか不思議に思っていたところ、この本に出会いました。そして、自分がやってきたことの間違いに気がつきました。その後、無駄な相手に時間を費やすこともなくなり、2年半後には、結婚することができました。そして、自分で追いかけていたころには、見つからなかった理想の相手にめぐり会うことができたのです。自分から告白したことも今となっては、いい思い出ですが、本気で結婚したい人は、この本のとおりにすることをお勧めします。ジョン・グレイ博士の本も合わせて読むといいと思います