インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

彷徨う日々

価格: ¥1,145
カテゴリ: 単行本
ブランド: 筑摩書房
Amazon.co.jpで確認
4人目の満点 ★★★★★
すでに3人の方が満点をつけていますが、同じく一票。
エリクソンの中ではこれがいちばん好きです。

エリクソン特有の世界の中で生きる男と女。
最近の作品は個人的にもはやついていけなくなっていますが、
この作品は強く惹きつけられるものがあり、
意識を完全に持っていかれて読んでいた記憶があります。

結局のところすべては読み解けていないのですが、
それでも圧倒的な読後感に包まれました。

ほかのエリクソン作品を読んで敬遠している方も、この処女作ならいけるのではないかと。
恋愛(失恋)小説の傑作? ★★★★★
アメリカ文学好きの友達に勧められて、暇つぶしに読んでみました。でも、翻訳の日本語がこなれていて、外国の小説を読むときに感じる面倒くささをちっとも感じませんでした。叙情性ゆたかな物語に酔いしれ、あっという間に読了しました。自分の失恋体験を思い出しながら、涙しました。ほかのエリクソンの作品も読んでみたいと思います。村上龍さんの推薦文はウソじゃありませんでしたね。
エリクソンの処女作 ★★★★★
なぜかこれだけ、読んでなかったエリクソンの処女作。よくエリクソンを読んでいた頃にはまだ翻訳されていなかったのかも。

それにしてもエリクソンの文章は美しい。マジカルなストーリーはエリクソンの特徴だけど、それ以上に一文一文の美しさに圧倒される。翻訳もいいのだろうが、原文はどうなんだろう?まだエリクソンは原書を読んだことがないが今度チャレンジしてみよう。

ストーリーは祖父と孫のそれぞれの悲恋を時空を超えて結び付ける。切なさに胸を打たれる。
処女作にして最高傑作! と少なくとも私は思う。 ★★★★★
 エリクソンの作品というと、ちょっと読みづらいという人がいるかもしれない。しかし、処女作であるこの小説は翻訳も優れているのか比較的読みやすかった。といっても錯綜するストーリー、目くるめくイメージの洪水はすでに顕在化している。

 エリクソンの世界に足を踏み入れたいと思う人はやはり、その処女作から、入っていくべきだと、少なくとも私は思う。「Xのアーチ」のレビューで指摘されているかどうかわからないが、この処女作を書いたエリクソンが作中に出てきたりするので、いきなり「Xのアーチ」を読んだのではわけがわからないという人が多い、いや、わけがわからないと思うと断言してしまおう。エリクソン作品を読みたいという人はまずこの作品をお勧めします。