逃げる動物と、ぼうやの目線のタイミングが絶妙!
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白いロンパースに、黒地に白ストライプのシャツのぼうやが、「こりゃまてまて」といいながら、ちょうちょやいもり、はとを追いかけているだけなのですが、さすがは酒井さん。逃げる動物の速さと、ぼうやの「あれ? どこいったの?」というタイミングのずれが絶妙。そして、最後にパパに、後ろからさっと持ちあげられたときの、坊やの笑顔!
最初は、りっぱな紙が少しめくりにくいですが、お出かけにも最適のサイズで、角も丸く処理してあるのもうれしい。
なんて愛らしい本!
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酒井駒子さんの描く子供の愛らしさが思う存分味わえます!
新聞小説の挿絵ではちょっと成長した少年少女の絵が多くて、それもいいんですけどやっぱり私は小さな子供の絵が一番好きなので。
静止画なのに、見てると子供が何か追いかけてとたとた歩くときの動きが感じられるような気がして、酒井さんの絵の力ってほんとにスゴイ!
赤ちゃん絵本ということでもしかしたらチェックしてない酒井さんファンがいたら、もったいないのでぜひ見てほしいです。
何度も読まされます!
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11ヶ月の息子に図書館で借りて来たら、気に入ったようで何度も読まされます!
大人向きには素敵な絵だけど子供には地味かな?と思いましたが子供も好きみたいです♪
わたしは『まてまて』を赤ちゃんぽく、たどたどしく読んでいます。
こどもの可愛らしさで思わずパパ目線に
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歩けるようになって間もない幼児が、公園で出会った動物たちに
「こりゃ まてまて 」と近づいていく。すると動物たちは、小さな追っ手をするりと
かわしてしまうという、微笑ましいシーンの繰り返しで構成された絵本です。
単純な内容だけに、画家によって、それぞれ個性的おもしろさが生まれたと思いますが、
酒井駒子さんの手によることで、とても格調高い作品になったのではないでしょうか。
子どもの揺れ動く好奇心、動物たちと向き合った一瞬の空気、が繊細に伝わってきます。
見た目の派手さはありませんが、クリーム色をベースにした柔らかな色使いや、
画面に馴染むように、さりげなく配慮された文字の入れ方も、見逃せないところ。
しかし、なんのかんの言っても 本作を最も楽しめるのは、これくらいの子どもを
持つ父親かもしれませんね(笑)
子供のかわいらしさとストーリー性を兼ね備える1冊
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動物を追いかけると逃げていってしまう、と公園でありがちな姿がとてもかわいらしく描かれています。
最後の展開もよく、ストーリー性が高い作品です。(素敵な展開ですので実際に見てみてください)
絵がシンプルではない分0歳児には難しいかもしれませんが、柔らかいタッチで温かみがあり大人も気に入る1冊だと思います。
ページの厚さ、角丸加工は0〜2歳児でも安心して読めると思います。
友人への出産祝いにプレゼントしたら、とても喜ばれました!