とはいってもトールキンの英語もかなり古めかしい様子。
それをまた日本語訳にしてあるので元の剛健な内容はうかがい知れない。
それでも、トールキンらしさが表れていた。
「この世」を「ミドルアース」としているところだ。
指輪物語の作者は、ケルトの原書を研究していたのだから、
そこのつながりがわかってうれしかった。
緑の騎士の様子が他のものでは緑の甲冑に身を固めているのだが
この本では緑色の髪をふりみだした野人の様子だ。
そしてガウェインの持つ楯の模様が五芒星であることが目新しい。
内容を知っていても何度読んでも気持ちのいい物語だ。
ガウェイン万歳!!
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