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ナルミさん愛してる―その他の短篇 (BEAM COMIX)

価格: ¥683
カテゴリ: コミック
ブランド: エンターブレイン(角川GP)
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泣けました ★★★★★
ナルミに好意を抱くクレーンゲームの景品の人形・ドミノが、ナルミの日常生活や身辺状況などを人形の目線で面白おかしく表現している。
そして終盤になるにつれ、ナルミの心境が変化し…。
最終話はすごく泣けました。

ナルミがなぜ元彼と別れたのか、
なぜ元彼のくれた人形(ドミノ)をずっと持っていたのか、
その辺は触れられていないが、あえてすべてを語らないのが山川漫画なのだろう。

「ナルミさん〜」は連載時は月1で4ページのペースだったため、読者の記憶に残らなかったのかもしれない。
しかし、単行本で全話続けて読むと、ストーリーが少しずつ動いているのがわかる。

山川氏についてはビッグコミックオリジナル増刊号の「道草日和」で知り、1話1話見ると「なんのこっちゃ?」って感じだが、まとめて読むことで味が出てくるのだろう。
オリジナル本誌掲載は掲載中の「三丁目の夕日」と作風が被るため無理かと思うが、「道草日和」が単行本になるまで何年か待とうと思う。
愛してるナルミさん ★★★★★
独り暮らしのOL、ナルミさんのぬいぐるみ、名前はドミノ。元カレがUFOキャッチャーでとってくれたと言う、いわくつき、かつ、微妙な立場の存在である。そんなドミノの視点からナルミさんの日常を描き出した名作が『ナルミさん愛してる』なのです。 あくまで、ドミノは動けないぬいぐるみですが、その心は動いています。時にやさしく、時に心配性になり、時にツッコミを入れ、時にやきもきし、時に夢見がちに、ドミノの視点は、いつしか私たち読者の視点となり、気づけばタイトル通り、ナルミさんに恋しています。いろんなナルミさんとナルミさんへの想いが溢れ、最終話、完全にドミノと同化した私たちがそこにいます。
ちょっとノスタルジックで でも今現在の皮膚感覚 ★★★★★
読んでいるとなんだかほんわり幸せになれる。時々くすっと笑ってしまう。最後の1Pまで読んで切なくなってしまう。
「オノ・ナツメ」さん帯の推薦文を書いてます。

あぁこんな漫画もあるのだな と漫画の奥深さを感じると共に、
いままでどちらかと言うとマイナー路線のものが表に出てきている昨今の漫画界の動きを感じる
それだけ読者の目が肥えてきたのかな〜と
最初の短編もお勧めです ★★★★☆
「ナルミさん愛してる」の前の短編3つも、お勧めです。
いい小説を読んだ後、じ〜んとくる、あの感じがありました。
涙の感動作 ★★★★★
ぬいぐるみの視点から、ナルミさんというひとり暮らしの女性の
生活風景をつづった物語。「コーヒーもう一杯」から伝わってくる
人生の厳しさ、毒といった要素よりも、爽やかな感動、せつなさが
前面に出ている印象。(個人的には漫画「ヨコハマ買い出し紀行」を
最終巻まで読み終えたときの感覚が思い出されます。)
どこか間の抜けた、無表情なぬいぐるみの台詞が胸にしみました。

余談ですが、劇中ナルミさんが観ている映画も名作です。