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フィンドホーンの花

価格: ¥2,140
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本教文社
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普通の女性が歩んだ道 ★★★★☆
日ごろ落ち込んだ時などに手にする本<こころの扉を開く>の作者アイリーン・キャディが先ごろ亡くなったと聞いてはじめて読もうと思いました。<心の扉を開く>を愛読しながら彼女について全く知識はなく、こんな波乱万丈な人生を送った方とは知らずにいました。あの本の作者、神の言葉を語る人がこんな人生を歩み、またそれを公にしていたとは驚きました。でも本を手にして読み進めると、本当に普通の主婦、夫の影に隠れて生きるような女性なのです。その彼女が恋に落ち、その後のさまざまな逆境を苦しみながらも受け入れていく姿を追いながら<必ず道は開けていく、、、>と思いました。神の言葉を聞くなんて特殊な人のように思われるかもしれませんが、その内情は神の言葉を受け入れられず苦しんだり、彼女の元を去った2番目の夫への恨みをどう克服するか揺れる気持ち、、などの彼女の心の葛藤はごく普通の女性そのもので、とても近親感を覚えました。自分の女性性が強く、夫の影に隠れがち、また自分の力を信じる事がなかなかできずにいるので、もっと自分を愛し、信じ、持てるものすべてを出し切る人生を送ろう、、、と考えました。
ほ、ほんとにこんなことが… ★★★★☆
ちょっと考えてみるととんでもない話です。
神からのお告げがあって、それに従って行動していく。自分の気が進まなくても。
夫と子供を捨てて、すでに結婚している男性の元に逃げ、さらにその妻と一緒に暮らすなんて、わけがわかりません。神のガイダンスによって、経営不振のホテルをやっと建て直したかと思えば、また別のひどい場所へ移ることになったり、犠牲を払って神聖な神の計画で一緒になったはずの夫と他の女性との関係を容認するよう促されたり、時に理不尽とも思える厳しいお導きが次から次へと繰り出されて、まさに波乱万丈の人生です。
でも、現在世界に名を知られたスピリチュアルなコミュニティとして確立したフィンドホーンがしっかりと現実に存在するのを見るとき、彼女のしてきたことは全て必要なことであったのかと、彼女の苦しみや葛藤がすばらしい実を結んでいることに感動します。ごく普通の人のように苦しみもがく彼女が、全てを乗り越えていく姿は読むものにも必ず勇気を与えてくれます。
霊的な成長への苦労の軌跡 ★★★★☆
神に導かれるということがどういう感覚なのか普通の人間には分からないけれど、実際にアイリーン・キャディが神の声を受け取り始めたところから、感覚的にどのように変化し、本人が霊的にどのように成長していったのかが分かる本。フィンドホーンをともに創った元夫のピーターその他の人々との関係や、それぞれの性格と神との関わり方の違いも事細かに書かれていて興味深い。神に導かれながらも、アイリーンとしては全く不本意でいらいらしたりする所もあって、こんな人も普通の人のように苦労や迷いを重ねながら生きてきたのだなぁと思う。
心が愛で満たされます。 ★★★★★
アイリーンは様々な葛藤と苦難を乗り越えて、気づきと愛と光を
周囲に与え続けました。最初の結婚と離婚、魂のパートナーとの
出逢いから別れ、そして成長をとげてまた結びつく二人。
別れた家族との確執や葛藤なども事細かに書かれていて
その一つ一つと向き合う様子には勇気づけられます。

アイリーンが勇気を出して魂の成長をとげたことの恩恵を私たちが
受けていることに深く感謝するとともに、いまの私たちが勇気を
だすことがさらなる発展をとげていくことを感じました。

試練の度に、支えになる本です。 ★★★★★
今では、国際的に有名になったフィンドホーン共同体を、創設時から育て続けたアイリーン・キャディさんの自伝であるこの本。
私は、彼女の困難と試練の生きた道のりを読み、深く感動し、この本を座右の著としてきました。
苦しいとき、人生の困難に突き当たったとき、ふとページを開くと、はっとさせられる導きに出合える本です。

一度離婚し、再び結婚した相手とまた、無条件の愛と許しを実践する機会を踏んでゆくその一つ一つの記録は、人間愛の何たるかを知らせてくれるようです。
軽薄に見られがちな「精神世界、ニューエイジ」を見直す一冊でもあります。
オススメです。