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North of a Miracle

価格: ¥1,836
カテゴリ: CD
ブランド: Cherry Red UK
Amazon.co.jpで確認
これはネオアコやギタ-ポップじゃない ★★★★★
このアルバムを、ネオアコ及び、ギタ-ポップに取り込もうとした音楽ライタ-の牲で、不名誉な範疇に入れられがちな事が残念でならない。この作品は、スミス以降に雨後の筍のごとく現れたフォロワ-達による、いわゆるギタ-ポップではないし、エブリシング・バット・ザ・ガ-ルに代表される素人臭いジャジ-さや、拙さはない。 プロのスタジオミュ-ジシャンを多数使い、本格的に仕上げられた、極めて英国的なポップスなのだから。 ほぼ、同時期に同じプロデュ-サ-であるジェフ・エメリックが手掛け、同じスタッフも参加したエルビス・コステロの音楽と同じ系列で語られけるべき、紛れもない名作です。
まさにミラクル ★★★★★
ニック・ヘイワードの若き才能が爆発する傑作1st(1983年作)。
ヘアカット100から地続きでいながら、拙いバンドサウンドからしっかりしたサウンドプロダクションになったことで、この頃のニックのソングライティングの冴えが堪能できます。1曲目「恋のスタート・トゥ・ビギン」からしていきなりニックが凡百のソングライターではないことを証明するポップ魂溢れるわくわくする曲で、例えばトラッシュ・キャン・シナトラズ1stにしてデビューシングル「オブキュリティ・ノックス」なんかに匹敵するキラーチューンです。その後も、ソングライティングの妙を充分に感じ取れるポップスのツボを得た曲が惜しげもなく並び、さすがは80年代ポール・マッカトニーと称されただけはあるなと唸らせられます。
個人的には切ないバラードのM9「雨にフォーエバー」がベストトラック。情感溢れるボーカルの表現力も素晴らしい曲で、全体にアップテンポのアルバムをしっかりと締めています。
ヘアカット100の1stもそうですが、まさに青春の瞬間を奇跡的に封じ込めたような作品です。特にこのアルバムは、そういう初期衝動が、きちんとしたプロダクションでなされているという点で珍しいと思います。
初夏を感じさせる爽やかなアルバム ★★★★☆
元ヘアカット100 のニック・ヘイワードのソロ第一作目で、邦題の「風のミラクル」の方が有名。1983年10月の発売時、全英チャートでは10位まで登ったそうですが、そういったことに関係なく末永く楽しめる良質な曲が収録されています。シンプルなアレンジの曲が多いですが、ブラスが入る曲などはヘアカット100からの流れを感じさせます・・・というのもこのアルバムの楽曲は元々ヘアカット100のセカンド・アルバム用に用意されていた曲を使ったためだからでしょう。もちろんヘアカット100の1stもお薦めです。蛇足というか最近聞き直して知ったのですが、キーボードにエルヴィス・コステロのバックバンド、アトラクションのスティーヴ・ナイーブが参加していて、“いかにも”なピアノを聞かせてくれます。
これは'80sの数あるアルバムの中でも、群を抜いた「名盤」だと思います。 ★★★★★
これは「名盤」だと自信を持って断言します。このアルバムに関してよく、“ネオ・アコースティックの・・・”や“ギターポップの・・・”という記事を目にすることが多いですが、簡単にカテゴライズ出来るお気軽アルバムではありません。同時期にリリースされたポール・ヤング(近年は誰も彼の事を記事にしなくなりましたが)の「シークレット・オブ・アソシエーション」同様、ピノ・パラディーノ(※亡くなったJ.エントウィッスルの代役としてTHE WHOのツアーに参加したり、最近でなジョン・メイヤー・トリオで活躍)のフレットレスベースのプレイがリズムの要となっています。しかし、残念なのは、名盤!名盤!と騒がれ続けている割には、通常アルバムのブックレット等にクレジットされている制作〜録音に関するデータは、ミュージシャンはもちろんの事、全く・ま〜ったくノー・クレジット・・・。もしかしてこのアルバムの欧米での評価は日本ほど高くないのでしょうか?もし、ただの懐古的アルバムとして扱われているのだとしたら、大きな間違いだと言いたいです。今時こんなに贅沢な作りのアルバムは、それこそビッグ・スターしか作れないでしょう。楽曲・編曲(バンドだけでなく、オーケストレーションもとても贅沢に施されているんですよ!)や演奏etc・・・ニック本人でさえ、コレと同じ水準のアルバムは二度と作れないのではないかと思ってしまうほど、素晴らしいポップ・アルバムです。
ファンキーかつアコースティックに青春の残像を刻み込んだ名盤 ★★★★★
元ヘアカット100というファンカラティーナ・バンドのVoだった、ニック・ヘイワードの1stソロ。そういや当時は「ミュージック・ライフ」や「音楽専科」といった、洋楽をファッションとして捉えアイドルっぽく取り上げる馬鹿馬鹿しい雑誌があって、そういう雑誌でのアイドル的扱いが嫌で敬遠していたのだが、友人から聞かされてはまった。①や⑦⑧⑩など、ホーンセクションもばっちり決まったソウルサウンドから、マリンバが印象的な②や、せつなく甘酸っぱい気分にさせる⑤など、ファンキーかつアコースティックで青春の残像を刻み込んだ名盤。