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メモリー 上 (創元SF文庫)

価格: ¥1,029
カテゴリ: 文庫
ブランド: 東京創元社
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やめられない止まらない♪ 長いけど一気に読めます。 ★★★★★
やっと読みました。
いやもう、めっちゃくちゃ面白かった!
やっぱりヴォルコシガン・サガはいい!
明け方近くまで読み続けて眠くて頭がぐらぐらしてたんですが、読み終わるまで寝る気になれなくて大変でした。
文句なしに☆5つ進呈です。

ビジョルドはほんとに人物描写が上手いなぁと思います。
今回でマイルズは大きな人生の転換点を迎えます。
後遺症からくる不随意の発作という試練を乗り越えて、自分自身を再構築してゆくマイルズが行き着く先は…?
おなじみのあの人この人の意外な顛末は?!
どこかのレヴューで「イリヤンが!イリヤンがあああああ!!」って叫んで終わらせてた人がいますが"二重の意味で"よくわかります、その心境。
ああ、サスペンス!
って、ネタバレになるからこれ以上書かないけど(笑)
気になる貴方は即ポチっても後悔しないと思いますよ(^ー^)b
がんばれマイルズ ★★★☆☆
さーあ、上下巻だ! 読むでえー!
好きなシリーズの新刊ならば、長ければ長いほど嬉しいものですが、この人は期待を裏切らないから更に嬉しいですね。
何を書いてもネタばれになってしまいそうで困るのですが、オールスター総出演!! は言ってもいいですよね。(重要な人が出てないですけど)

そして、、、くじけるなよマイルズ!!
既訳最後の長編 ★★★★☆
「戦士志願」ヴォルコシガンシリーズの中盤、既訳(2009年夏現在)の中では最終巻に当たる。上下巻で構成される長編で、質量ともに読み応えあり。 やはり、このシリーズは順を追って読まなければわけが分からないだろう。 原著の出版順に読むことを、お薦めする。

シリーズ全体を通じて、テーマは多彩である。 騎士道・武士道(軍人)礼賛、体格コンプレックスと生殖医学、恋愛とフェミニズムの奇妙な同居、親子・親族の情愛、地政学(著者が北東アジア関係史を念頭においたかどうか知らないが、コマールを朝鮮半島、バラヤーを日本に見立てるといい)、ヴィクトリア朝社交・帝政・皇室への素朴な憧憬、抜き難い白人優越意識etcに加え、本書独自のテーマとしては老人性痴呆、大組織での仁義無き下克上が追加されている。 日本のサラリーマンにも、読んでいてハッとするところがある本。


なお、翻訳への注文も一言。 シリーズ前作「親愛なるクローン」で初登場し、本書でも活躍する重要な脇役ダヴ・ガレーニ(主人公とって軍における上司であり、出身植民地における反逆者の息子であり、のちに友人ともなる熱血漢)の階級について、訳者は重要な翻訳ミスをしていると思う。 大佐になったり大尉になったりで、はっきりしないのだ(本書では殆ど「大尉」と訳されている)。1冊の本で二通りに訳されていることだけで、誤訳と断定できる。1冊の本の中で訳がコロコロ変わるのは非常に見苦しい。 もし、原作に間違いがあるのなら本人に確認するか、或いは少なくとも注記すべき。 この混乱は、英語圏の海軍でCaptainは大佐なのに、海軍以外(陸・空軍、海兵隊)では大尉であることからくるのだろう(因みに海軍以外で大佐はColonel)。
 では、ダブ・ガレーニは大佐か大尉か?
 日本の大企業や官庁で言えば、大尉は課長、一方、大佐は大きな部の部長か理事級である。
 原書を読まなければ一概に言えないが、ガレーニが「在地球大使館」の主席武官・大佐として始めて登場する情景(ref.「親愛なるクローン」p.27)から、また、本書「メモリー(下)」p.264で主人公がガレーニを殖民地駐屯軍(司令部)の業務部長として上司に推薦するシーンからは、大佐のほうがしっくりくる。
 
 「大尉だろうが大佐だろうが似たようなものだろう」は間違い。本書では全編を通じて軍人の階級(出世)が極めて大きなテーマの一つになっているのだ。 主人公が皇帝にねだって、退役時の階級を遡って中尉から大尉に引き上げてもらうシーンがある。この心境は、幹部自衛官OBの読者なら良くお分かりであろう。
こういう展開ですか! ★★★★★
おなじみのマイルズの窮地。この状況をどうやってリカバリーするのかと思っていたら,こういう展開にするとは。やっぱりビジョルドです。この本ばかりは,ヴォルコシガン・シリーズを順番に読んでいってから読むことをお薦めします。
それにしても,早く次作が翻訳されないかなあ・・・。
イリヤン長官 ★★★★★
今回の主人公はイリヤン長官かもと思うほど、よく出てきます。
実は僕、この人の事好きだったんですよね。
マイルズにいじめられながら、自分もマイルズをいじめているとゆうか。
個人的にはマイルズとの腐れ縁に巻き込まれた一人と思っています。
ただ
活躍はしないんですよね、しないんです!!
それでもイリヤンファンにはお勧めの一冊になっています。