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仏教と神道―どう違うか50のQ&A (新潮選書)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新潮社
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手軽で親しみやすい解説書 ★★★★☆
最近海外の友人からShrineとTempleの違いを教えてくれと言われ、即座に本書を購入。以前同じ著者の「キリスト教とイスラム教」を読んだことがあったのだが、仏教と神道については何となくわかったようなつもりで放っていたのだった。
まず、仏教が世界宗教であるのに対し神道は民族宗教であり、民族宗教の主な特色は以下の由。
 -自然発生的に成立

 -特定の教祖はいない
 -教理よりも祭祀・儀礼を重視
 -政治的・軍事的支配者が、同時に宗教的支配者
 -個人の救済よりも、共同体の利益を優先
また仏教は現世を越えた普遍的な価値を教え、神道は現世を中心とした利益を齎す宗教としている。旁、日本人にとっては仏教はあくまで外来宗教である等、等。

神と仏の違い、卍と鳥居の起源、焼顊??と玉串奉奠(ほうてん)、何故大晦日はお寺で元旦は神社か、お酒・女性・労働に対する両宗教の考え方など、普段あまり考えずにやりすごしていることの背景説明を手短にしてくれている。家内安全・厄年の祝詞のサンプルなどもあり面白く読める。