世界の人々は、「お盆休み」、「お彼岸」などと言っている日本人は本物の仏教徒だと信じています。しかし現実は仏教について全く知らない日本人がほとんどなのではないでしょうか。でも逆に無宗教でも恥じる必要もないとも思います。世界の主な宗教をみると、宗教というのは道徳の維持と苦労の慰めのために存在しているとも考えられ、宗教がなくても道徳の維持が可能な日本という国は無宗教でも問題はなく、そして生きるための根本的な苦痛(飢えや病や争い)という点からみても、日本は世界の他の国に比べて格段に恵まれています。さらに日本には世界に誇れる「武士道」という規律があるのです。
閑話休題。しかし、まがりなりにも「お盆休み」、「お彼岸」などと言っているのであれば、仏教について何も知らないでは、やはり少し恥ずかしい。そして、キリスト教徒でもないのにクリスマスを楽しんでしまう日本人には、キリスト教を知るためにも是非読んでいただきたい書です。仏教とキリスト教には意外な共通点がある事も勉強になります。仏教とキリスト教の事が50のQ&Aにまとめられた、とても分かりやすい書です。子供に「神様が見ているよ」「仏様に感謝しないとね」と言っている親が神や仏についてなにも知らないと困ります。
キリスト教を毛嫌いしている人も、この際いかがですか?今や国際時代、欧米人を(韓国も多いけど)理解しようと思うなら、キリスト教の理解は避けられないと思います!大丈夫!!!この本はとてもわかりやすく書いてありますから。是非トライしてみて下さい!!!