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初恋のきた道 [DVD]

価格: ¥1,980
カテゴリ: DVD
ブランド: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
   中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督が『あの子を探して』に続き、素朴な感動のテイストをもって描いたラブ・ストーリー。父の死で帰省した青年が、母と父のなれそめを追想していく。若き日の母=18歳の少女デイ(チャン・ツィイー)は、村にやってきた小学校教師チャンユーに一目ぼれ。以後、彼女はせっせと彼のために弁当を作り続けていくが…。
   チャン・ツィイーの初々しくも健気な美少女ぶりが観客の陶酔と涙を誘う。その一方で、老いた母の現代のシーンをモノクロームで捉えた描写の数々が実に秀逸。村の伝統に沿って葬儀を行おうとする母のかたくなな姿と、お弁当を作る少女の健気な姿が一致したとき、この作品の感動の涙は本物になる。デビュー以降、人間の欲望や陰湿な面などを好んで描いてきたイーモウ監督の心境の変化をもうかがわせる、素晴らしき人間讃歌の秀作である。(的田也寸志)
純愛 ★★★★☆
何てかわいいストーリーなのかと思いました。母親の世代の話。現代ではあまり感じられない純情さがいじらしくよかったです。チャン・ツツイーのあどけない可愛らしさ、一途さが最高にいい作品です。
ただ真っすぐに愛す ★★★★★
 この映画は父親の葬式のために帰ってきた息子が村長に頼まれ、母親を説得する所から始まる。

 母親はちいちゃなおばあちゃんだ。おばあちゃんは大好きだったおじいちゃんのために昔ながらの葬式を出したいという。家まで、みんなに棺を担いで来てもらいたいのだ。
 息子は今時無理だ。誰も手伝ってくれないと説得する。
 ここで映画は二人の出会った時代に変わる。
 
 季節は美しい秋。
 おばあちゃんの名はディ。演じる女優はチャン・ツイィー。ダサ可愛い服が良く似合う。
 おじいちゃんは村の始めての学校の先生。美男子ではない。 
 初めて会ったその日からディはすっかり先生の虜になってしまう。「声が良い。先生が読めばどんな文章でも感動する。」と毎日授業を聴きに行く。
 また、遠くから眺めて目が合うだけで嬉しくなる。
 喜びの表現はモコモコズボンを履いての疾走。とても真直ぐな恋だ。

 やがて先生に、ディの気持ちが通じ始める。ところが、先生は町に連れ戻されることになった。最後のご飯に、先生の好きなキノコ餃子を作っているのに、町から来た人達が先生を連れて行く。
 大好きな先生が行ってしまう。ディは慌ててお弁当を持って走る。赤い綿入れを着て走る。三つ編みを揺らして走る。モコモコズボンで走る。相手は馬車なので速い。近道の丘の上を走る。やっと目に入る馬車。そのとき転んでお弁当を落してしまう。遠ざかる車。割れたどんぶり。もう食べる人のいない餃子が切ない。

 季節はやがて厳しい冬になる。先生を待ち続けたディは体を壊す。知らせを聴いた先生が駆付ける。
 そして現代に戻る。 

 改めておばあちゃんの小さな体を見ると、どうにも切ない。ディの姿を重ねて見るとさらに切ない。
 息子は昔ながらの葬式を出す事を決意する。おじいちゃんを慕って遠路はるばる駆付けた教え子たちが、長い行列をなして大雪の降る中、棺を担いで歩く。
 この駄目押しで評者たまらず涙。

 全体的にベタなのに、またも涙が止まらない。
君に胸キュン♪ ★★★★★
チャンツィイーがおさげ髪で
ちょっと首をかしげて
登場したとたん、おちた・・
タイトルの写真に胸キュンですよ。
いやぁーとにかく一途な恋でかわいいのだ。

彼女はやはりミューズだったんだね。
これは一遍の抒情詩ですよね。 ★★★☆☆
この作品は恋する乙女の初恋の一部始終を音楽や映像で美しく
綴っているのですが、これは一遍の抒情詩ですよね。

男を慕いつづけ、どこまでも追い駆けていく恋のもの狂ほしさ。

空恐ろしいくらいの一途な思いが観るものにヒタヒタと伝わってくる。

一人の男を生涯かけて愛し、その男が亡くなった後までも気に
かけ、思い遣る美しさ。

バックには四季を通しての自然の大地の移り変わりが色鮮やかに
反映されている。

強く感動した後に考えたことは、これは女が男を追う形だから、
まー許される(?)

だが、反対に男にやられる立場としたら、これはもう犯罪だなーと。

息苦しくて窒息してしまう。
少女のつぶらな瞳が切ない。 ★★★★★
ほんとうにごく淡いシチュエーションで絶妙なバランスですべてを語りきっているところがすごいところです。
決してみなまでを語ることなく、入り口だけのソフトなハンドリングで持って、ハリウッド映画では考えられない余韻が耳元を去らずにそっとささやいてくれている、そんなほのかな香りが漂う恋心を絶妙な間合いで描いています。
中国の質素な生活に佇んでいる田舎風景が主人公の赤い服との色合いを豊かにし、新鮮なこころの扉を開けた瞬間という感じを印象深く強めています。
このストーリーに幾分かのもの足りなさを感じるかもしれませんが、もう一歩踏み込めば果実が実ったような納得感が得られる反面にこのドラマの価値は半減してしまうのです。
というのは、このドラマは少女が初恋をした淡くて切ない想い出をめぐり、その想い出が続く田舎の道をテーマにしており、永遠に愛し続けていることを間接的に表現することにより情緒豊かにしているのです。
遠くからじっと耐え、一途な少女の愛に、観ていると自然と切ない感動の涙が頬をつたわってきます。
チャン・ツィイーの新鮮で瑞々しさがみなぎっており、あどけないつぶらな瞳に、牧歌的に素朴な感情をうまく表現しています。