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闇金ウシジマくん 19 ヤミ金くん (ビッグコミックス)

価格: ¥550
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
丑嶋VS鰐戸 ★★☆☆☆
前18号から始まった"貧困ビジネス"
極悪鰐戸3兄弟の狙いは丑嶋。"俺たちはお前の全てを奪ってやる"。
ヤバイ話のなかに聖人君子みたいな竹本が登場するんだけど・・・ただのお人よしではなかったね。
コミックの評価は☆☆☆☆☆なんですが、TBSでドラマが始まりますが丑嶋役が山田孝之・・・ありえね〜
良い役者さんですが"クローズZERO"同様合わないよ〜。
で、役者がミスマッチの分☆☆です。


ウシジマくんにさからってはいけません。 ★★★★★
平凡な日常生活すら程遠い人々が行きつく先、そこはかつてウシジマくんとも
因縁のあったガクト三兄弟が運営する誠愛の家。そこでは奪う者が容赦なく奪われる物を
しいたげる過酷な状況がリアルに描かれます。

そして誠愛の家の入居者がカウカウファイナンスの顧客でもあったことから
ウシジマくんと三兄弟の抗争がふたたび勃発します。そこにかつてのウシジマくんを
知る謎の悟り人竹本がからみながら、誠愛の家編はクライマックスを迎えていきます。

結果は言うまでもないところですが、竹本の存在が今回のストーリーに一味深みを
加えています。急きょなヒューマニズム論など鼻でけちらすウシジマワールドは
本巻も全開です!

久しぶりに暴力全開ンパねえ ★★★★☆
長編になってからグダグダ感が出てきたと思いきや、ここにきて再びウシジマワールド全開で興奮した。
鰐戸の狂人ぶりがいい味を出している。
竹本の「強欲は罪だ」に対してウシジマが「それは金を貸した側になった事のない人間の言うことだ」という返しがリアルで良い。
クズを使ってクズ商売をしている鰐戸兄弟もまた、心の中にむなしさと闇を抱えている。

「貧困大国アメリカU」の刑務所ビジネスの章を思い出した。あっちは米国でリアルに行われてる貧困ビジネスの超巨大バージョンだが(しかもノンフィクションだから笑えない)そろそろ日本にも上陸しそうだ。

この19巻に出てくる誠愛の家も十分リアルすぎてヤバイ。SPAあたりで特集していそうな話だ。

日本もアメリカもいつも間にかこういう社会になっている。その認識を持ってみると、債務者と闇金が単純な加害者被害者では決してないことがよくわかる。
ちなみにTBSがドラマ化するらしいが、山田考之は華奢で童顔すぎてウシジマの狂気には程遠く残念。
しかもこのエグサをテレビでどこまで出せるか、かなり疑問。

焼跡のイエス、あるいはムイシュキン侯爵か ★★★★★
「だれからも必要とされていないのが、この世で一番の苦しみだ」

この漫画の最も重要なテーマと思われるこの「"承認"をめぐる問い」は、
この「闇金くん編」の登場人物:竹本の言葉でもやはり端的に語られている。

この漫画では、何度も何度も人物を替えて同じことが語られてきた。

「誰かから必要とされたい!」という叫びは、一種の時代的強迫観念でもある。
この漫画ほど、執拗にそれに向き合ってきたものはない。
フリーターが、サラリーマンが、ギャル男が、風俗嬢が、、、。
「必要とされたい」という思いに苦しむ姿が圧倒的なリアリティーで描かれてきた。
(例えば問題になっている非正規雇用についても、初めからこの「"承認"」のレベルから議論されれば、
もっと広がりをもち、実りのあるものになったのではないだろうか。)

しかし、今回の竹本は、この問いに対するスタンスが少し違うようである。
苦しみを理解しつつも、彼自身はしなやかな心の「枠」を持っているようでもある。
この超然とした態度は一体何だろうか。
私は、より一歩踏み出そうとする新たな展開が感じられて興奮してしまった。