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「みんな」の力 ―小さな政府で日本は飛躍する! (宝島社新書314) (宝島社新書 314)

価格: ¥680
カテゴリ: 新書
ブランド: 宝島社
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政治であろうとなんだろうと,まともな党が支持される。当然のことである。 ★★★★★
 私は前回の選挙では投票に行かなかった。それは,自民党にも民主党にも,どちらも投票する気にならなかったからである。「どちらに投票しても,結果は同じ」という私の中の閉塞感。むなしさ。投票したくても,するべき相手のいない空虚感。これから日本はどうなってしまうんだろうという何ともいえない不安だけが,もやもやと私の胸にはあった。そんな中,みんなの党の存在を知ったのは,選挙後のテレビ番組だった。そこでその党首である渡辺嘉美氏の存在を知った。彼の発言は,自民党や民主党の議員が言っている絵空事とは全く異なり,冷静に客観的に日本の今と未来を語っていた。そこで私は初めて彼に希望の光を感じ,本書を購入した。
 この本を読んで,私はみんなの党が大好きになった。こういう「まともな政党」が日本に存在していることがとても嬉しかった。この本でわかったことは,民主党は政権交代してから,官僚にいいように利用されているという現実である。自民党のように政権運営に慣れていないため,自民党のときよりも状況は悪化しているということだ。また,自民党も民主党も国民のことを第一に考えると口では言っておきながら,皆自分達の地位の保身に必死だ。権威を得ることでお金を得,それをばらまくことによって票を得ようとしている。そして,国民はそれをすでに見透かしている。日本の将来に対するビジョンも,自分達が何をこれからやっていくのかという理念もない。あるのは,国民に対してどうパフォーマンスをすれば,支持されるのかという自己保身だけ。決して日本の景気を回復させることを第一には考えていない。皆,人から褒められたい,崇められたいと感じているだけである。
 それに対して,みんなの党は,これからのビジョンつまり「アジェンダ」と呼ばれるものを掲げ,それを実行,遂行していくために,純粋に国民の支持を得ようとしている。官僚に利用される政治ではなく,本当に日本の景気を回復させるための政策を考えている。本気で景気回復を考えるなら,自民党や民主党のように安易な消費税増税は言わない。それよりもやるべきことがたくさんあるはずだ。そして,それを考えるのが政治家ではないか。「政府にお金がないので,税金を上げます」という発想は,小学生でも思いつく安っぽい発想だ。そんなことなら,政治家でなくても,私でも思いつく。そうではなくて,国民が「なるほど」と納得するようなすごい発想を掲げて,それを実行するのが政治家ではないのか。そして,みんなの党はそれをやろうとしている。ならば,私が応援しない理由はない。
 政治であろうとなんだろうと,まともな党が支持される。当然のことである。
日本にも志ある政治家がいるのだ ★★★★★
 日本にも将来を託せる政治家がいることを知りませんでした.
 渡辺喜美さんはよく勉強し,国の舵取り役としての政治家の責務を粛々と果たそうとしている.いがみあう政党同士の争いから別次元に進んだゆるぎない観点を持っています.
 政権が変わっても本質は変わらないおぞましく骨抜きの官僚支配を変えられるのは,支持団体というしがらみを介しない,何をするのかという志(政策課題)だけを行動原理にするまともな政治家だけだと彼は主張します.

 個々に示された政策のなかには正直,上っ面だけみて判断しており,間違っていると思われる面もあります.しかし大きな方向としては全く正しいと言えるでしょう.

 彼の運動は戦後日本の内輪もめばかりで本質を議論することが少ない政治の体質,だらしない自由のもとで骨抜きになってしまった多くの日本人の気質を,もとの気骨ある本来の姿に戻すことにつながると思います.苦しみの多い暮らしの中で,明るい希望を見いだした思いです.

 彼の主張は明快で,また現在の政治・官僚・マスコミ・財界の状況およびこれらの相関について,非常に理解しやすくなっています.この本が彼の言う「優秀なブレーン」によって書かれたものだとしても一読いや,三読すべき内容です. 

 小さな政府にして民間の活力を活かせば日本は元気になる(どこかで聞いたことがある),というのが主旨の一つですが、これがブッシュ政権のように行きすぎれば「貧困大国アメリカ,同U」(堤美香 著)のようになってしまいます。志ある各界の頭脳明晰・現場経験豊富なブレーンを結集し,小さくともまともな方向に政策誘導する政府を実現するための具体的な仕組みを充分検討し,骨抜きの官僚支配を打破して実現してもらいたい.また協力したいと思う.
新聞・雑誌・テレビが報じない「真相」がある ★★★★☆
 他のレビュアーも指摘されていましたが、渡辺喜美代表の本は結構おもしろい。もちろん本人がペンを持って自ら書いているのではなく、ゴーストライターが書いているのでしょうが、たぶん豊富なブレーンのサジェッションと本人の表現力の巧みさで、読む人を飽きさせません。

 迷走を続けてきた民主党政権ですが、特筆すべきなのは、菅直人首相への交代以前に、鳩山首相と小沢幹事長の辞任を予想し、さらには細川政権と状況が似てきたと指摘したうえで、かつての国民福祉税構想と同様に民主党政権が消費税増税を持ち出してくると読んでいる点です。完全に財務省のシナリオを見通していたのでしょう。

 しかし、そうした着眼点は秀でているとは思いますが、みんなの党の比例区の候補者はちょっと玉石混交すぎますよね。
喋りは面白い、ビジョンもあるが無用な批判も多い ★★★☆☆
規制や官の肥大に一貫して批判する「みんなの党」党首のPR本。郵政改革で「官僚利権の成長戦略」とか、事業仕分けについて「体育館の裏に呼び出してたのを体育館の中でボコボコにした」という比喩のように、喋りは面白くて読んでいて飽きない。また、数字やグラフなどの根拠をつけて自らの政策の正しさを主張している。参院選における、政党のPR本ということもあるが、ほかの政治家本と一線を画している。読んでいて、著者の数字の強さを感じさせられた。政府の役割を小さく、経済成長は官僚の補助金ではなく民間人の活力で生まれる、という著者の考えは本書の中で一貫して筋が通っていて、ビジョンは明確である。

気になった点は、面白おかしいがほかへの批判が多すぎる所。自分への批判に寛容ではない感じ、周囲へのリスペクトが薄いような感じがする。報道ステーションに噛みついてるのはなんだかねえ、と。確かにテレビはよく間違うし、政治に文句をつけたがるものだ。だが、民主や自民はみんなの党の100倍文句を言われてきただろう。だが、両党は多くの国民の支持を得ている。「キャスチングボートを握りたいなんて冗談は休み休み言え」と言うのだが、それは自分のアジェンダを100%生かした与党に立ったときにしか証明されまい。政治家なら言葉でなく行動で反論すべきだ。渡辺氏はしゃべりはうまいがこうした所に軽さを感じる。父親譲りなんだろうか。なお、p228にある「山形有朋」または「山形内閣」なる記述は山県有朋の誤りだろう。

とはいうものの、政策通を自認する著者の面目躍如という感じ。PRとしての役割を十分果たしうる、読み応えのある本だった。
人の悪口は一丁前だよね。ただそれだけ。 ★☆☆☆☆
ホームページに書いてある事そのまんまなので、こちらはちと演繹こそはしてるが、内容は大して変わらない。

書いてある事はマニフェスト。
ただ言っているだけ。

一見具体性を見出している振りをしているが、凡そ現実離れした空論ばかりで辟易する。
官僚や他党の悪口、誹謗中傷レベルになりそうな位、それが酷い。
自分達が売り出す商品ばかり並べてアピールしているが、棚にないものは所詮何も言ってはくれない。
得意分野でしか語れないのだろう。