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使えるレファ本 150選 (ちくま新書)

価格: ¥1
カテゴリ: 新書
ブランド: 筑摩書房
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著者の話し言葉が… ★★☆☆☆
お薦めしているレファレンスブックはそれなりに適切。図書館員以外にはなかなか適当な
情報がなく、しかも高い本が多いので、使いにくい本をつかまされたときの絶望感はなんと
表現してよいやら。新書でこういう趣旨の本を出版してくれるのは、本当に有難いものです。

ただ、著者の言葉遣いが非常に気に障ります。折角良い題材を本にしているのに、台無し
です。あまり好意的な評価はできないですね。
ライターの目から見たレファレンスブック解題 ★★★★★
調べ物をするときに使う本=レファレンスブックを紹介した本です。まず、このような趣旨の本は少ないのでとても貴重であることを強調しておきます。通読する本は読めば評価ができますが、レファレンスブックはなかなか個人で買うことが少ないし、使い込まないと評価・言及ができないからです。
著者が選んだ150冊の中身ですが、意外に図書館で使うものとかぶっていないのに驚きました。著者は文筆業の人なのでその立場で便利なものを選んでいるな、というのが感じ取れます。では、読者としてどういう層をターゲットにしているのかな?と見ていくと「教養人」という言葉が出てきます。教養人の中身は社長や重役、地方議員などと著者と同じ文筆業の人を想定しているらしく、ちょっと嫌な感じですが、私は個人的には本書を学校卒業後、アカデミックなものに触れていない全ての社会人にお奨めします。
ラインナップの特徴を一言で言えば、「データ」と「インフォーマル」です。データの例では『国民衛生の動向』や『文部科学統計要覧』などの役所の統計からどういうことが読み取れるかが述べられています。インフォーマルの例では『日本俗語大辞典』が「よがる」や「一発」のようなスラングの「正しい」語義から逃げていないとして高く評価しています(苦笑)。
一方、実は大学の卒論用などにはそれほどお奨めしません。学問にはエビデンス(根拠・典拠)が必要で、そういう意味で『国史大辞典』や『国書総目録』『雑誌記事索引』等に言及していないのはよろしくないと言えましょう。
知らない世界への招待状 ★★★★☆
 調べものをする際に役に立つレファレンス本のガイドブック。インターネットで様々な情報が調べられる時代だが、プロの手を経た書籍の情報はやはり高品質である傾向がある。150冊選ばれたレファ本は、それぞれ普段知らない世界、又はそこまでは深くは知らない世界への招待状になってくれそうな内容。本書はレファ本ガイドとして手元に置いておきたい1冊。
買いたくなるレファ本がありました ★★★☆☆
私、文系のごく普通の会社員です。会社の同僚より日垣隆さんを知り、本屋に行きまして、できるだけ最近の出版のものをと探しましたらこの本がありましたので購入しました。

色々紹介されておりますが、数冊、欲しいな、と思った本がありました。

あっさりした紹介しかされていない本もあれば、数ページにわたって紹介されている本もあります。また、「これは買いです」と書かれている本もあり、気合を入れて紹介している本とそうでない本が分かりやすい気がします。

とりあえず、カシオの電子辞書は買おうかと思いました。
親切なガイドブック ★★★★★
ものを書いたり調べたりする人向けの辞書事典年鑑類のガイドブックです。
親切ですが、オレはこんな本を知っている・持っている・読んでいるというプチ自慢もチラリと見えます。
私が読んでいる本は1冊しかありませんでした。
ということは、これらの本と私とは、世界を切るレベルが違うということ。
次元が違うというふうに考えることにしました。(笑)
でも読んでみたい本が数冊ありました。
ということは、役に立つ本であるということです。