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鋼鉄の白兎騎士団 VII (ファミ通文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: エンターブレイン
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各国の政治が動き始めて新たな展開の到来を予感させる ★★★★★
表紙はマルチとレオッチェの従者2人。案外珍しい組み合わせだったりするが本編とは関係無い。ようやくレオッチェが活躍かと期待したが違った。まずは巻頭カラーイラスト。ウサ耳の喪服まであるのね……あと今回も露天風呂に入ってるみたいだけど何かヘンなことになっている(その訳は本編中盤で解る)。前半はジアンの葬儀である。もちろんジアンは死んでいない(ガブリエラ戦役で特務分隊長を務めている)ので、これは政治的な駆け引きである。発案はもちろんガブリエラなのだが、作中でレフレンシアが指摘するように、今までの戦術的な観点から戦略的な発想へと移行しているのは、ガブリエラの能力というより彼女(達)の置かれた場所が騎士団外、それも他国ということに起因しているのであろう。ガブリエラは何時でも何処でも、与えられた命題に対して「どれだけ自分達を優位に出来るか」という意味で同じスタンスなのだと思う。後半では久し振りの男キャラとしてドゥイエンヌさんの兄上が登場、いきなりのシスコン振りを発揮するが、さすがにP.181の挿絵はアウトだろう。いくらなんでも妹のお尻に指を食い込ませてはいけないヨ。そんなおバカな兄上と共に思わぬ珍道中をすることになるのだが、この兄上が全裸で全力疾走したり妹の裸体に感嘆したりと独りで掻き回す様が面白過ぎる。ただ、この兄上に負けないくらい情勢も掻き回され、事態が混沌としながら好ましくない方向へ傾いていくことが綴られ、大きなピンチに見舞われる演出がなされている。次巻では今までとは異なる大きな動きがあるのではなかろうか。そろそろドゥイエンヌさんが里帰りすることになるエピソードが始まるかもしれない。
守護天シリーンの糸車は回りだした! ★★★★☆
この7巻は大きな展開の序章となる巻ですね!それに色々な謎が明かされたり新たな謎が出てきたりもします!
まずこの巻の中心であるジアンのことですが、ジヤンと書かれていて?と思いましたが読み進めて6巻のあとがきで作者が双子と言っていたことの意味やジヤンであることの意味が良く分かりました!
2つ目はデイレィですが6巻でレフレンシアが予想してた通りでやはりという感じですね!何がやはりかは読んでのお楽しみですがデイレィについてはこの巻でセリノスが言っていたデイレィを救うためにしたことやセリノス、ノエルノード、ウェルネシアとの関係などまだ謎が多いので今後明かされていくのが楽しみです!アフレアやウェルネシアも謎な部分がありますしそれらが明かされるのも今から楽しみですね!
それにしても途中にあった現在の話でガブリエラが読んだ人物は誰ですかね?デイレィかアスカのどちらか(個人的にはアスカであってほしい)と思いますがかなり気になります!
あとこれは私の要望ですが白兎騎士団員で名前の出てくる人物のイラストは巻の途中は無理でも最初の見開きか挿絵後書で必ず書いてほしいです!特にアナは最高幹部ですし!
最後ですけどこの鋼鉄の白兎騎士団アニメ化しませんかね?したら絶対面白いと思います!