なかなか業績が上がらない中、参考になる本でした。
竹田先生のDVDを買って勉強をしていますが
この本を読んで手元において置くとより解りやすいでしょう。

実践は各会社により、条件が違いますから戦略を決めるのに
時間がかかりそうです。

色んな事例があると理解は深まると思いました。

会社で社長に
「社員一人ひとりが経営者のつもりでやってほしい」
なんていわれたことありませんか。

私たちサラリーマンっていくらそんなこといわれてもやっぱり経営者の目線にはなかなかなれません。

でもやっぱりそれは間違っています。会社の成長＝自分の給与になると考えるとやっぱり経営的リテラシーは絶対に必要です。

本書より、「強者が弱者の２倍の強さを持つときその力は２倍ではなく２乗になる」ということを知ったとき「なるほど」といろいろななぞが解けました。
日産がトヨタに挑戦するのもばかげた競争だったこともうなずけます。（本書より）

後半は実質的に営業マンの時給などを計算し実際どうすれば弱者がいい経営をできるかレクチャーしてくれています。

今の自分の仕事を照らしあわせて考えるとやってはやってはいけない事なども明白になっていきます。
経営者でない人もとても面白く読めると思います。

竹田さんの御著書はひじょうに論旨が明確でわかりやく、曖昧なところがないので読んでいて爽快な気持ちになります。
この本もきわめて実践的で、自分のこれからやらなければならないことが良くわかったように思います。

同じような本は多々あるのだと思いますが、竹田氏には、長い間の研究に裏打ちされた確信というのか、自信というのか
とにかく、歯切れの良さがいいですね。
もちろん一回読んでだけで消化できない部分もあるので繰り返し勉強していきたいと思います。

最近の不況により、弱者の戦略を採用し強くなっている
会社もあるかと思うが、自分自身にあてはめて、
今後必ず必要な理論だと感じた。
戦争の経験則がいかにビジネスにあてはまるかを
わかりやすく解説している。

・一人あたりの純利益が業界平均の3倍以上を目指す
・同業者１００人中５位を目指す

ランチェスター関係の新刊です、
パッと見フォレスト出版のシリーズの総括本のような位置づけでしょうか。
この時期に出版されたのは中小を取り巻く環境を少しでも改善させたいとの意向もあるのでしょう。
若干テキスト(教科書)っぽくまとめられており初見の方ですとすこし難解に感じられるかもしれませんが、
いままで一連の書籍等を読まれられてる方には格好のまとめ本にもなっております。
原理原則の理解と現実への反映　仮説検証の積み重ね、
順を追ってみていくと自社の課題が浮き彫りになり打つ手が見えてくるかもしれません。
強者の戦略に振り回されずこれが足元を固めるよいきっかけにもなるかも。