ファンとの絆
★★★★★
猛烈な勢いでブレイクしているBECK。
スコット・ランブローザというこれまた大物プロデューサーのもと、NYでレコーディング。
それにあわせてアメリカ、日本でツアー開始。
行く場所を熱狂に染め上げて行くBECK。
しかし、不思議なことに、エディ最後の曲を演奏しません。
ある日楽屋に現れたジム・ウォルシュに「ファンとの絆」を感じないのか?と指摘。
BECKは、グレイトフル・サウンドへの出演を希望。
ヘッド・ライナーで迎えた、二度目のグレイトフル・サウンドのステージが開始。
サクのドラムが鳴り出します。
BECKを救った奇跡のライブ・パフォーマンスから真のライブ・パフォーマーに成長した姿がファンの前に。
斉藤さん最高!
★★★★★
好きな曲の歌詞に刺激され行動を起こす事は音楽好きなら一度位はあると思う。
でも、そこまで影響を与えられるアーティストは凄く限られていると僕は思う。
BECK(MCS)も等々そのレベルのバンドになってしまった。
BECKの登場人物の中でも僕が愛してやまない斉藤さんが「DEVIL'S WAY」の歌詞に感銘を受けて桃ちゃんを奪還するシーンは涙もののかっこよさでした。
他にも泣き所の多い巻です。
最終巻の一歩手前で。
★★★★★
斉藤さんのラブストーリーが群を抜いて最高でした。
beckのメンツは、飛び立つ寸前。
一番パワーが充満している時期。
そういった空気感がビシビシと伝わってくる本巻は、最終巻への十分な助走となる。
世界のどこかで響いてる・・
★★★★★
先のアヴァロンフェスで10万人の前で披露した「DeVil'S Way」はBECKを世界中に知れ渡せるモノとなった。一流のレーベルに、一流のプロデューサー。彼らを取り巻く環境はあの日を境に180度変わった。
しかし「DeVil's Way」を商品としか見ていないキープ・ニュース(所属レーベル)に対して、彼らはその胸中を語る・・・。そして、斉藤さんの恋物語はベタ過ぎるといえばそれまでだが、今巻一番の感動だった。
コユキと同じ年代で同じ目線で見てこれたこの作品もいよいよ次巻で完結。
グレイトフルサウンドでヘッドライナーを勤める彼らは、前回のGFS、そしてアヴァロンフェスを超える「ミラクル」を起こせるのだろうか?
次巻は特別仕様版 GFSTシャツ発売でラストを飾る。ミュージシャンという生き方の楽しさ、辛さを教えてくれた作品・・最後まで突き進め!