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快傑ムーンはご機嫌ななめ (扶桑社ミステリー)

価格: ¥920
カテゴリ: 文庫
ブランド: 扶桑社
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   引退間際の年寄りギャング、エディ・デクーチが、ニュージャージー州のトレントン近くで逮捕された。容疑は、たばこの密輸。ところが、デクーチは法廷に現れなかった。そこで、バウンティハンター(逃亡者逮捕請負人)のステファニー・プラムは、彼を見つけだし、そのよぼよぼの体を刑務所に引っ張ってくるという仕事を任されることになった。

   仕事は簡単ではなかった。デクーチは長年にわたり悪事を重ねてきているし、銃の扱いにも慣れている。彼はすでにロレッタ・リッチを射殺しており、その死体はデクーチの小屋でミミズのエサになっていた。ステファニーをミミズに進呈することくらい、彼にはどうってことないのだ。

   愛すべき人生の落後者(そして高校の同級生)ウォルター・“ムーンマン”・ダンフィーとドジー・“ザ・ディーラー”・クルパーは、不注意にもデクーチとかかわり合いをもってしまっていた。彼らはたばこの密輸という簡単な仕事だけでなく、かなりの危険を伴うヤバい仕事にまではまってしまって抜けられなくなっていた。

   ドジーが消息を絶っても、ステファニーは捜索を続けた。しかし、ムーンマンが消息を絶つと、さすがにショックを受け、同僚のバウンティハンターのレンジャーに助けを求めた。レンジャーの見返り? それは、ステファニーと一夜を過ごすこと。もちろんこれは、たまに泊まりに来る刑事、ジョー・モレリにはないしょである。でもこれは、ステファニー・プラムにとっては別に普通のこと。

   一方、実家では、ステファニーの非の打ちどころのない姉、バレリーが、トレントンに戻ることを決意。しかも、やんちゃで手のつけられない2人の子どもたちを連れて。マズールおばあさんは「レスビアンであるというのはどういうものなのか?」という質問を繰り返し、大食い犬のボブは目に見えるものはすべて、家具であっても食べてしまう。

   泥レス、バイク、暴走、ファーストフード、手の早い男たち。それが『Seven Up』。ジャネット・イヴァノヴィッチの最高作であることは疑う余地もない。

モレリと結婚?でもレンジャーと? ★★★☆☆
 白内障で耳も遠く、鬱状態で出頭できなかった老ギャングを、家から引っ張り出すだけの
簡単な仕事の筈だった。
 その老人に、二階から逃げられ、物置からは死体を発見するはめに…。
 そうこうするうち、地元の知り合いのDougieが行方不明になり、
姉とは反対に優等生の人生を送ってきた妹のValerie があらわれ、
その場しのぎに言ったことからウェディングドレスの試着をするはめに…

 毎度おなじみ、どたばたの追跡劇が繰り広げられる、
バウンティハンターStephanie Plum シリーズの第7弾です。
マンネリだけど、気軽に読めるコメディです。
ハイテンション! ★★★★☆
 今日紹介する本は、とにかく元気が出る本です。
 このイワノヴィッチのバウンティハンター(バウンティハンターというのは逃亡中の犯罪者や、保釈金を払って一時帰宅したまま出頭しない犯罪者を捕まえる賞金稼ぎです)シリーズは、いきなりですが、まぁ下品です。
それでもって登場人物たちは自分の欲望(物欲はもちろんのこと、色欲もとんでもないレベルで濃いです)のままに生きている、まぁとんでもない小説です。けれど、それが汚らしくというかギトギトにならないギリギリのレベルでとてめられているので、読むとあまりの馬鹿馬鹿しさにひたすら笑い転げ、いろいろなことを気にしたり悩んだりするのが馬鹿馬鹿しく感じられるという、なかなか得難い小説です。
 個人的には、これはもう「抗鬱小説」と読んでもいいのではないか、なーんて考えてます。
 さて。そんなわけでシリーズ第七作ですが、またまた今回も主役のステファニー・プラムは厄介な逃亡者を追いかけることになります。なんといっても相手は60代のおじいちゃん。同じ町内に住んでいるし、大人しそうに見えるし、強いて問題をあげるなら、プラムの実のおばあちゃんのメイザとつきあっているという噂があるだけなので楽勝の依頼と思われました。しかし、捕まえるのに苦労はないどころか、捕まえようとしたら迷わず拳銃をぶっ放してくるし、車で彼女をひき殺そう襲って来ます。
 しかも、彼が逃げ去った家からは、死体が出てくるし、プラムのちょっとした友人(いつも薬でらりってて盗品ブローカーとして有名な二人組)は行方不明になるし、そのうちの一人がプラムの家に転がり込んできたことで
恋人のモレリ刑事はイライラが頂点に達してしまいます。また、そんなモレリとはりあうように黒人の逞しい傭兵、レンジャーがブラムに言い寄って来ます。
 まぁ、シリーズのメインキャラがハイテンションでプラムのまわりをうろうろしているというのが今回の物語のはじまりで、そこに逃げたおじいちゃんや、何故か彼女に脅しをかけてくるようになったマフィアや初登場のこれまたいかれたプラムのお姉ちゃんまで現れて、ハチャメチャで賑やかな世界が繰り広げられます。
 正直なところストーリー云々よりも、キャラクターの方がメインになってしまった感もありますが、それもまたよいかなと思えるくらい事件と関係ないところで話は盛り上がっています。
 下手なハーレクインロマンスより恋愛的にというかしもネタで盛り上がるこの小説ですが、不思議と笑いはからっとしていてじめついていないのでお薦めです。
ハイテンション ★★★★☆
七冊目となる今回もステフはハイテンション。憎めないイカレムーンマンがまた出て来て嬉しいと思ってたらムーンがいなくなっちゃった…モレリと結婚かと思えばレンジャーと怪しげな取引。
ミステリもロマンスもコメディもおまかせあれの一冊。
ただ、邦題は何とかならなかったのかなぁという思いがふつふつ沸いてくる。一体どうして…。数字がかけてあるのは良かったと思うけど、それなら最初からそうしてくれればいいのに。

5も6も、読み終えたあと早く次!と思うけれどそれは7についても変わらず言えること。もうお馴染みのキャラクタが繰り広げる、お馴染みだけどいつでも新鮮な笑いたっぷりの会話だけで、もうかなり満足。

血は争えない? ★★★★☆
ヘッポコバウンティハンター、ステファニー・プラムのシリーズ7作目。今回追いかけ回すのは、ステファニーのおばあちゃんメイザとデートしたこともあるという老人。簡単な仕事に思えたのだが、ステファニーが関わる事件、そう易々とはいきません。さらには成り行きで家族の前でジョー・モレリとの結婚を約束することになってしまい、話はますますややこしく大騒ぎに・・・。

このシリーズ登場人物がなんとも素晴らしく、書評を書こうとすると、ミステリなんですがミステリ的にどうこうよりもついつい人物紹介になってしまいます。わかってはいるんですがどうしようもない。というわけで、本作の初登場新人賞はステファニーの姉、ヴァレリーに決まり!今までも名前は何度も出てきました。お前と違って小さい頃からおとなしく成績優秀、大きくなったら完璧な男性と結婚し、子供を産んで幸せな家庭をつくっている。バウンティーハンターなんかやってるお前とは本当に大違い!といったステファニーに対する母親の小言の中で。そのヴァレリーが、満を持して7作目にして初登場。しかも、幸福な夫婦生活だったのが、夫が銀行から全財産を引き出して若い愛人と失踪、住んでいた家は抵当流れ、まさに無一文になって子供二人と実家に帰ってきたのだからさあタイヘン。その上、もう男は信用できないからとレズビアンになることを宣言、ステファニーを見習ってバウンティーハンターになると言い出して・・・。さすがはステファニーの姉、話に出てくるだけのうちはとてもまともな女性に思えたのに、家庭崩壊で動揺していると!はいえ、このブッ飛び具合といったら。血は争えないということでしょうか。恐るべし、プラム一家!

The heroine is growing ★★★★☆
In the seventh book, Stephanie Plum chases an ever-evasive old fiend in a white Cadillac. Two of the attractivenesses of this series are the unique company around Stephanie and the witty dialogue by her. We are not disappointed by this new volume.
The company is growing. The perfect sister Valerie and her children proves to be very human, and her torerant mother shows a tint of changing. She is growing too, not only as a bounty hunter but as a young woman seeking love.
They are not living in a static world but in a dynamic society. It means we cannot miss only one volume of her series.