１に比べ一段と恐怖感、絶望感が増幅されておりわずか３巻ながらとても引きつけられる展開となっている。これまでのようにモンスター相手の戦いだけではなく人間を相手に疑心暗鬼に陥りながら辛い旅路を進んでいく様子がとてもリアルに感じられた。ここまで読みつめて新たにデルトラストーリーの魅力を味わうことになった。パート３にも期待したい。

この巻では、ジャスミンがすごく嫌っているグロックと冒険します。
いつもきたない言葉で話していたグロックが、
こんなに優しく喋れる事もあるんだ、と思うシーンもありました。
「デルトラ・クエスト２」になって、リーフ達はすごく成長しています。
でもそれも、国王リーフが仲間のバルダやジャスミンとも、
なかなか話さなくなったという事ですけどね。
そして、そんなリーフは、ジャスミンの実の父親・ジョーカーことジャードと、
何やら秘密の会話をしている模様。
そして、その秘密は、この1巻「秘密の海」では明かされません。
だから、その事に同じく知りたがっているジャスミンと私は、
リーフに教えてくれい！　と言いたくなりました（汗）
そして、冒険に出ていない私は、早く先が読みたくて仕方がありませんでした。
これは3巻までしかないけれど、大きなストーリーになっているんだなあと思いました。
そして今回は、仲間が死ぬ！？
その最後の仲間の言葉には、思わず涙が出そうに……。
だって、あんな優しい事言っているんだもん。
その仲間の姿を思い浮かべた時、もう涙が止まらなくなってしまいました。
面影を思い出すと、本当に悲しいんです。
それがたとえ、口が悪いやつでも…。

リーフ達の冒険は、まだまだ続きそうですね（汗）
国王リーフは、やはり影の大王にデルトラ王国を乗っ取られてしまった時と同じ王になってしまうのか！？
それとも、７つの宝石を取り戻した時の、あの勇気や元気でいっぱいの鍛冶屋のリーフになるのか！？
これからもますます面白い展開になっていきそうです（笑）
そして、私はこれからもリーフ達を応援します！
どんなに険しい道でも、諦めずに突き進め！

お子さんだけでなく、大人でも楽しめる本です！
第１部を一気に全巻揃え、先が気になって仕方がなくなるほどの面白さです。

そして第２部も期待を裏切りませんでした。
『ＴＶよりゲームより夢中になる！』というのは本当に頷けます。
１０代をとうに過ぎた私でさえ、読む手が止まらなくなりました。

字の大きさも章の長さも適度で、とても読みやすいです。
おなじみのちょっとした謎解きや興味を惹かれる挿絵も魅力的でした。

第３部が待ち遠しいです！

はじめは、表紙の絵をみて、とまどいましたが、子供にどうしてもと言われ買いました。なにげなく読み始めたら冒険好きの息子が読みたいのもわかる！ゲームのように簡単に敵を倒すのではなく、主人公が必死に敵に向かう姿は共感できるし、現代のゲーム慣れした子供達には読ませる価値ありです。続きが待ち遠しい！

読みました。物語に引き込まれる感覚を久しぶりに味わいました。

今までの第1期の8冊を通して持ってきたキャラクターに対する考えを払拭さしなければならないと思いました。思いもよらないキャラクターに泣かされたりして…。

でもまた新たに怪しそうなキャラクターが何人も登場するんですよね。デルトラクエストはいい意味で予想を覆してくれるので2巻、3巻を楽しみにしていたいと思います。