臨床心理士さんより良いカウンセリング
★★★★★
うつ病で療養中で、1年間カウンセリングを毎週受けてきましたが効果無し。それどころか臨床心理士のせいで余計にストレスが溜る事が多いです。うつになってからの悩み・不安に対する慰め・回答が私の場合この本に全て書かれていました。読んでいる時は直接、太田さんにカウンセリングして頂いているような感覚でした。もう4回位読みました。富士スピートウェイでフェラーリ355で瀕死の重傷を負い生還した太田さんだから、人の気持ちや痛みが分かり、その対処法を得たのでしょう。多くの人に読んで貰いたいです。この本を読んで特に何も感じない人は人としてどうあるべきか考え直すべき人間だと思います。
実体験の説教本
★★★★☆
本書の内容の結論だけを示すと、実に悪い意味での「説教」くさい内容になりそうだ。
ところが、そうなっていないのは、どの内容についても著者自身が自分の経験を語り、そこから感じとった内容を示しているからである。
読者対象は中学生~高校生ぐらいか。親から同じ内容の事を言われると反発しそうだが、この本ならば素直に読めたりするかもしれない。
読みやすい、文章も平易、なかなかよい本だと思います。
心の栄養ドリンク
★★★★★
太田さんの著書「クラッシュ」を読んで以来のファンです。
事故から7年、その後の太田さんの生き方がそのまま表れています。こういう類の本はいっぱいあるけど、絶望を乗り越えてきた太田さんの言葉には、説得力があって押しつけがましくもない。何度も「なるほど」と頷かされたり、「私もがんばろう」と励まされたりしました。読後感はとても爽やか。
精神的に少し参っているとき、心に栄養を与えてくれる本ですね。若い人、特に引きこもりやニートの人に読んでほしい内容ですが、若い人に限らず、親子で読んでみたらいいと思います。普段は面とむかって話せない「生きること」のいろんな悩みをお互いにぶつけ合ういい機会になるはずです。
親だっていろいろ辛いですもんね。
若いあなたに送る人生の道案内
★★★★★
「クラッシュ」、「リバース」、「世界でいちばん乗りたい車」に続く、太田哲也氏の第四弾である。これから未来をひらく君へ、軽やかに生きるための50の道しるべが書いてあります。私は中年ですが、成程と感心しました。是非多くの方に読んでもらいたい。価値は十分あります。