そろそろ
★☆☆☆☆
10巻くらいで終わりにして欲しかった。
絵もストーリーもすっかり勢いがなくなった。
映画化するし、まだやめられないんだろうな。
大好きだけど、、、
★★★★★
山は大好き!岳にはうんうんと思えるとこるがあったりなかったりと複雑な気持ちを持ちつつ毎号読んでます。
ネガティブな希望とポジティブな諦めと
★★★★★
11巻…「山」を舞台にこれだけ続けられるのは単純に凄い。
毎回登場する人物の背景というか、心を丁寧に描き分けている。
久美が泣いたシーン、「もし私が…していたら」という経験は、誰にでもあると思う。
人の生き死にに係る職業は、初めのうちはどうしても辛いだろう。
他人の死に傷付き悲しみ続けて、結局その仕事を続けられなくなる人もいる。
慣れて無感覚になってしまい、相手を人間として感じられなくなり、流れ作業に徹する人も。
三歩はどちらでもない。では何故長年レスキューを続けていられるのか。大袈裟だが「達観」だと思う。
死は本人や周囲が全力を尽くしてもやってくる。受け入れるしかない。
だから、全力を尽くしたのなら、それ以上自分を責める事はない。
死にかけて人生観が変わったと言う人は多い。私も含めて。正直、生きてるだけで有難い。
自分の努力ではどうしようもない事があると知ったら、複雑だと思っていた世界が途端にシンプルになった。
この作品の登場人物の死は、とても簡潔に描かれている。作者も山で死を感じた経験が多いのだろう。三歩のように。
巻末のおまけマンガは最高です。「マスター」では、ありえない三歩と久美のシチュエーションに爆笑。
この二人が結ばれることってあるのかなぁ。久美は三歩を単なる天然だと思ってるしなぁ。
ナオタと少女の淡い初恋のエピソードを見る限り、三歩は小学生男子と同レベルの鈍感だしなぁ…
なんじゃ これは
★☆☆☆☆
ううう
岳がだめになっています
内容はすばらしいのですが
まとまりすぎて初期の作品のようなパワーが
感じられません
マンネリ化する危険にさらされています
新しいキャラの登場に期待します
心にしみる話と、また出会うことができた。
★★★★☆
山と人を描いた連作短篇のこのシリーズも本書で11冊になったが、ここまで一定のレベルをキープしている。胸にじんとしみる話が、必ずいくつかある。これは、なかなか凄いことだと思う。新刊が出るのを心待ちにする所以(ゆえん)であり、その期待が大きく裏切られたことは、まだない。
人間味にあふれ、泰然自若とした人柄がにじみ出る主人公の島崎三歩(さんぽ)がまず魅力的だが、脇を固めるサブ・キャラたちもいい。本巻では、かっちょいい山女(やまおんな)ぶりが板についてきた椎名(しいな)と、三歩を兄ちゃんと慕うナオタの活躍が光っていた。
「オレの足で・・・」「山がよぶ」「もう!!」「フライドチキンあげる。」「前へ」「友来たる」「忘れモノ」「接点」「冬支度」の全九話。
なかでは、おしまいから二番目の「接点」の話が印象的。「あの時、私が止めていれば、あの人は死なずに済んだ。私のせいだ。」と自分を責める椎名と、「違う違う。ぜんっぜん違う。」と首を振る三歩のやりとりから、ふっきれた顔した椎名が抜群に素敵なラストまで。思わず、目頭が熱くなった。
巻末のおまけコーナー。ラフな下書きによる四つの掌篇のなかでは、トリを飾る「マスター」のとぼけた味に、くすりとしちゃったな。作者の遊び心に、やっほー。