今までと少し違う
★★★★★
まだ、彼の作品を全部読んだわけではありませんが、今回は何だか雰囲気が違います。
2人の少年が起こしたある事件。
それを助けてくれた2人の不思議なカップル?
事件から逃げなければいけないから、4人の逃避行が始まります。
それははたから見れば家族のようで、4人も家族のように・・・しかし。。。
そして子供の視点から、大人の視点からと次々変えられる場面。
しかし、全然読みにくいわけではなく、最後まで一気に読みたくなってしまいます。
最後は今までと違い、切なく美しく描かれていると思います。
イギリスの問題。
それぞれの想い。
大人になること。
信じること。
また何か著者の本で知ることが出来ました。