というエピソードが紹介されています。
また、「義経入夷伝説考」では、義経北行伝説が出来上がっていく過程をいろいろな当時の書物をあげて説明してあり、興味深い内容になっています。 アイヌ語でペンケとは「上」の意味で、上の川を「ペンケナイ」というかたちで使い沼にも淵にも使う。これを和人が弁慶と聞いたものだろう。といった地名の解説もされています。
ユーカラの描写なども面白く、65年も前の文章も掲載されていますが古さはまったく感じられず、とても楽しませてもらいました。