The Goal風
★★★★★
経営企画部の山口勉が各部署で発生する課題に対して、「会社としてどうすれば一番よいのか」という視点で課題解決に取り組んでいく様を描いた小説風のビジネス書です。The Goalのようなストーリー性あり、すらすらと読むことができました。
内容は、正しい投資判断や意思決定は何かが分かりやすく書かれており、ビジネスセンスをつけるには良い入門書という気がします。
具体的な解決ツールも書かれているので、このツールを実際のビジネスの現場で応用してみるのも良いのではないでしょうか。ビジネスが複雑化する中で、物事が整理されず、複雑な計算結果からGO or Not Goを決定する場面によく遭遇しますが、複雑に入り組んだものにはそれだけ誤りが潜むリスクが高くなります。そうしたリスクを低減し、最良の意思決定をするためにも、この書籍に書かれている考え方やツールを使用してみるのも良いかもしれません。