心が旅立つ短編集
★★★★★
やっぱり心の旅だよ…。
つまり心が旅してしまう、簡単に言えば「妄想」ということです
言い換えれば「やっぱり妄想しちゃうよ」ってことですかね。そういう内容の漫画です。
お嬢様麗華が見たくて買いました
★★★★☆
レビュー郡の中にもありますが、美人で優しいお姉さんがエロイです。
特にお嬢様麗華・・・ある雑誌に掲載されていて、連載は4話で終わって
しまいましたが、他のエロ漫画の絵柄とは違い、個人的にかなり目立った
作品でした。
“失敗エロ漫画道”と自己評価していますが、このタッチとシュールさが
好きな方には楽しく読める作品だと思います。
「そんななかでも比較的はやく結果を出せそうなジャンルは…やはりエロマンガだと思うんだよ」(『僕の小規模な失敗』より)
★★★★★
『僕の小規模な失敗』の中でも度々触れられていた「やはりエロマンガだと思うんだよ」(P142)に該当する漫画が何なのかずっと気になっていたのですが、本書ではそれらが採録されています。福満さんも自ら「変に個性を出そうとしたりせず、ただ期待されているものを言われるがままに描こう!!」と“あとがき”で述べていますが、確かに「お嬢様麗華の社会科見学」は同人誌萌え系エロ漫画として紹介されればそのまますんなり通りそうですし、「読者の実体験の投稿」6作はエロ雑誌に良くある企画漫画です。例の絵柄ながらなかなかえげつな描かれていて、「こんなのも描いていたんだなあ」と感嘆しました。
普通ならただ消費され消え葬り去ってしまうこの手の漫画が単行本として刊行されるのは福満さんの本気作品のクオリティによるものです(本書なら冒頭2作と表題作が典型)。「現代のつげ義春」と評価される由縁ですが、しかし私は「売れ線を目指しながら個性を出してしまって奇矯になった作品」に魅力を感じます。本書で言えばお題付きの4作と「透視!!超能力青年Zと物体X」がそれです。毎度おなじみのシュールな展開。極度に内向的な青年と、パワフルなおじさん・じいさんとのコラボ。そしてスコーンと抜けたエンディング。特に「透視!!…」の女性には福満さんの現夫人とその恋愛の影があります。
実は絵のタッチも今回のエロ漫画のものが一番脂がのっているように思うのです。ごく初期の神経症的細かさの描線からぎこちない中の艶やかさ(本書「おねえさんのキック」等)へ。そして一番新しい部類の作品では描線が軽く稀薄になっている様に思うのです。類推するに、女性の裸を描く時はペンを違えているからなのか、または白地を基調とした絵柄になるので斜線の書き込みが少ないからなのか…。ともかく久々にフアンになった漫画家ですから今後も彼の発展ぶりを追っていきます。いつか伝説になる漫画群です。
予想がつかないオチに衝撃を受けます。
★★★★★
今作も、著者の描く美人で優しくてエロい女性と内気なシャイボーイの駆け引きが素晴らしいです。
まさにモテない男の妄想の世界なわけですが、短編として非常に高い完成度を保っていると思いました。
帯には、福満しげゆきの失敗エロまんが道とありますが、失敗とは思えない傑作短編の数々です。
ホームレスや宇宙人といった奇特な登場人物が出てくることからしても、これをエロマンガとして敬遠するのは狭量な気がします。
内容がどんなものか想像がつかない方は、一度手にとって読んでみてください。こんな漫画があるのかという衝撃が待っていることと思います。
これ、エロマンガって言っていいのかな?
★★★★★
これをエロマンガには分類できないだろう。
しかし、男の妄想から出来てると言っても
過言ではない内容。
東京へ出てきた女の子が
ミニスカの中のパンツのぞかれ、
しかも、その中身までまさぐられ
『東京は怖い処じゃ〜』ってwwwww
出てくるジジィが皆、エロいのも笑える。
何と言うか、男の読者限定のマンガで
女性は、これ読んでも面白みが分からないだろうな
読後に、本のタイトルが
何となく分かった気が・・・wwww
(男だけが分かる・・・と、思う)