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嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
Amazon.co.jpで確認
2003年幻冬舎より単行本として、2003年6月幻冬舎ノベルスとして刊行されたものを文庫化にあたり二分冊されたもの。
一気に読みキル展開 ★★★★★
 映画版の中谷嬢の怪演に圧倒され原作を入手。原作も現在と過去が
チャンネル切り替えのテンポも心地よく一気に読ませてもらった。
文庫版の上・下の切り替わりも、場面展開がよく面白い。
S40年生の著者が、どのような作意をもって物語とされたのか。
LIVE感覚で読ませて頂いた。読んで糧となる松子さんの人生です。
公務員特に教職にあり、才女を育まれた家庭をかいま見た思いです。
真剣に生きる事が、これ程詰め込まれた物語もそうざらにないと感じた
ところです。下巻も展開がいいですね。映画版観ても全く色あせない
原作です。原作に忠実なだけが、いい映画の条件ではないなと思います。
 それと人の人生は、物語にするほど面白くもないです。みなさん、
肩の力を抜いて小説、映画として観ましょうよ。もっと凄い人生の人が、
身近なところに、ゴロゴロしていらっしゃいますから。
 私は、ごろごろしてる話を映画や小説にすることが凄いなと思います。
嫌われというよりダメ男依存症・・ ★★☆☆☆
共感できるか出来ないかで、好みが分かれる小説だと思います。

私はダメでした。細かいエピソードにリアリティがなさすぎ、
残念ながら感情移入が出来ませんでした。

小説の根底に『不幸』という絶対的なキーワードがあるため、
松子につかの間の幸福があっても、それ以上の不幸がすぐ後に続く
ようにしかならない内容で進行する小説です。最後まで。

はたして松子には自分の意思があったのか、と思ってしまいますが、
よく考えると男の意志に自分を委ねる意思は強く持っていた、
という事なんでしょうね。その分、余計にめぐみや明日香とは対照的
な生き様に見えます。

私の好みで言うと、あまりオススメはできない本です。
嫌われ松子の一生 ★★★☆☆
どうしてドラマや映画になるほど話題になったのか分からなかった。
浅はかな女は不幸になる、しかし・・・ ★★★★☆
 松子はほんとに浅はかな女です。運が悪いのも確かですが、根本的に気の向くままに行動しすぎるところがあります。ひとつひとつの事件はちょっと油断すると(いや油断しなくても)誰でも陥りそうなものですし、これは「物話」ですからこれでもかこれでもかと起こります。

 しかし、根本的に本当に彼女は浅はかです。この物語のひとつの教訓は「浅はかな女(人)は不幸になる」と言うことだと思います。

 しかし、不幸な割にはやたらと「いい出会い」があります。それは彼女が浅はかであっても人柄がいいからでしょう。

 最終的に松子は「不幸」な死に方をしますが、松子の一生が不幸か不幸でないかは、人それぞれの判断ですが(少なくとも「しあわせ」ではないと思いますが)、暗い話のわりには、妙に惹きつけられる物語です。(TVドラマも)
不幸な一生?幸せな一生? ★★★★☆
 ふとしたことで人生が転がってしまう物語。

 ただ、主人公の松子は不幸ななかでも一生懸命に生きていく、そんな姿が素敵です。

 誰もが語りつくせない数の経験を背負って生きているものです。