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ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生 (幻冬舎文庫)

価格: ¥760
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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先入観がなければ、読みやすくていい小説ですが、、、 ★★★☆☆
『嫌われ松子の一生』の続編ということで、
とてもきつい展開が待っているかと構えて読んでしまいました。

内容はありきたりな青年から大人になるときに誰もが直面する
夢と現実の葛藤を描いています。
ただ筆力が高いからか、非常に読みやすく、かつ青臭くなりすぎない
展開の持っていきかたはすごいかと思います。

先入観がなければ、読みやすくていい小説ですが、
期待してしまうとちょっと物足りなさを感じる1冊だと思います。
登場人物を楽しむ本 ★★★☆☆
嫌われ松子に出てきた、甥とその彼女の話なので
「続」といえば、そうなんだけど
まるで松子が絡んでないのに「続」ってなぁ。

なんか9時からやってるテレビドラマのような展開で
話自体は、正直、面白くないんだけど

明日香が、「こういう医者になりたい」とか、
アメリカで勉強しようかと、あれこれ調べて発奮したり落ち込んだりする様や

笙が、成り行きで入った劇団で、稽古を積んでるうちに
演じることの面白さにハマったり、また演じてるひとを見て感動したりする様

ものすごく生き生き書かれて、読んでて楽しい。

物語を楽しむっていうよりは、人間を楽しむって感じの本です。
光ある未来を感じさせてくれた。 ★★★★☆
この1つ前に読んだいわゆる「青春もの」が、あまりにも面白くなかったため、正直あまり期待せずに読んだ。
が、面白かった。

大きな波乱があるわけでも、大どんでん返しがあるわけでもない。
でも読み終わった後には、笙と明日香が互いに迷いなく未来に進んでいく姿が浮かび、とても心地よかった。

とりあえず、僕の中では明日香はめちゃくちゃ可愛い(笑)。
しかも、好きになったら一段と可愛く見えるタイプ。
そういえば、笙も「嫌われ松子の一生」でそう言ってたっけ。わかるぞー。
松子魂を受け継ぐ者の物語 ★★★★☆
「続・嫌われ松子の一生」というサブタイトルに商業的な匂いが・・・。
松子は「嫌われ〜」の方で既に亡くなっているし、
作品のカラーも全然違う。
懐かしい人物はちらほらと出てくるけど、
まったくの別物と考えていいと思います。

松子の甥の笙と、元恋人の明日香。
今は別の道を歩いている二人が
悩みながらも自分の道を見つけていく青春ストーリーです。
なんで「松子」の続編が青春物なんだ?という考えを抜きにすれば
楽しめます。
特に女性は、
何かを手に入れようとする度に
別の大切な物を諦めなければならなかった明日香に
同性としての多くの共感を持てると思います。

それにしても山田宗樹さんの本は例外なく
読みやすいのはどうしてでしょうか?
どれを読んでもスラスラと読み勧められるんですよね〜。
青春もの。 ★★★★☆
ただ単に若者の学園生活を描いた物と思えば良くできています。
明日香のきっぱりした態度も笙とミックさんのつきあい方も、
とても好感が持てて理想的なお話でした。

気になったのはタイトルに「続・嫌われ松子の一生」と入っていることです。
確かに「嫌われ・・」の時の登場人物が出てきますから続編といえるのですが、松子さん自体はすでに亡くなっているわけですし、
この作品にはでてきようがないのですから、タイトルには入れるべきではなかったように思います。
映画になったし、売れるためにわざわざ付け足したのがみえみえで、
せっかくの作品がB級になってしまったような感じがしました。