だまされているような、元気がでるような、、、
★★★★☆
遺伝子には膨大な情報が眠っているが、実はその3%しか使用していない。人は誰もが無限の可能性を持っている。遺伝子がタンパク質や酵素に働きかけ、身体が反応し、自分でも驚くような結果が生じることがある。遺伝子を研究している科学者だからこそ、現在の科学では説明できない原理、サムシング・グレートがあることを知っている。
自分で可能性の扉を閉じてはいけない。世界に、自然に、他人に感謝して、安定を飛び出して、ふとしたことに可能性を見いだして、愚直に努力してみよう。そのとき、遺伝子のスイッチがONなり、運命や世界さえも変えてしまう。
今自分の置かれた状況を考えてみよう。ぐちぐち悩んだり、当たり散らしても何の解決にもならない。これも色々気づくきっかけになったと思い直して、眠っている自分の遺伝子の力をフルパワーで活動させてみよう。
あなたは、サムシング・グレートを信じますか?
前向きさ
★★★★☆
村上さんの著書、いつも楽しく拝見しています。
この本の中で印象的だったのが、
修学旅行にもいけないほど貧しかった村上さんの家で
「行かせられなくてごめんね」というのではなく、
「あなたはいつか世界中を旅するようになるのだから
大丈夫よ」とお母さんが言うくだり。
マイナスをマイナスで終えるのではなく、プラスで終えていて
なんだかすがすがしさすら感じます。
全体的に前向きで励まされるご本です。
新しく出ている「アホは神の望み」でしたっけ?
あれも面白そう。
題名からして素敵です。
こちらも読んでみます。
ものは考えよう
★★★★★
この本にこう書いてありました。
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希望した企業に就職したにもかかわらず、毎日コピー取りばかりさせられ、不満たらたらだった若者の話です。
もう我慢できないと、彼は上司に直接掛け合いました。
すると上司は、「これは社外秘の大事な企画書の資料なのだからこそ、アルバイトではなく、大事な社員である君に任せている」と諭したといいます。
そのうえで、「”コピーを取ること”を仕事だと思っているから、やりがいがないのだけであって、ざっと読みながらコピーを取れば、君も立派にプロジェクトに参加していることになる」と言ったそうです。
以後、彼は常に目を通しながらコピーを取り、大いに勉強に役立てたといいます。(142p)
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何ごとも「ものは考えよう」なんですよね。
得ようと思えば得られるし、得ようと思わなければ得られない。
たとえコピー取りのような雑用でも、得ようと思えばすごいことまでできる。
腐らずあきらめず、自分や会社やみんなの役に立つことは何かないかと探してみる。
そうすれば、人生に無駄がなくなり、充実してきます。
仕事がつまらない、雑用ばっかりさせられていると思っているとしたら、それは自分の方からネタを探していないからなんですよね。
もちろん世の中にはくだらない仕事もあることは確かです。
でも少しでも見つけようとしてみれば、あんがい有用なこと、面白味のあることが見つかるもんだと思います。
遺伝子オン?
★★★★★
私は理系でないのでわかりませんが、遺伝子には無限に近い能力があるそうです。
その能力をオンにすれば、新たな能力(?)が開花する。
とするならば、それをどうやってオンにするの?
という事がわかりやすく書いてある。
なぜか、これができない…でも、遺伝子をオンにさせる事ができれば
元気がでる一冊
★★★★★
村上先生の本は毎回読ませて頂いている。新しい発見がるからである。
今回もDNAの力を使い切っていない自分を反省させられた。しかし本書は元気に自己向上を促してくれる。
次回作にも大いに期待している。