残念なのは、この本に納められている短編の全部でクレストマンシーをつとめているのがクリストファーだったこと。キャットがクレストマンシーになった後の話とかやってくれないかなあ、と。どんなクレストマンシーになるのか、かなり興味があるんですが(だって、あの「クリストファーの魔法の旅」で読んだ少年クリストファーが、あんなクレストマンシーになるんだから)。作者さん、書いてくれないかなあ。
どの話も内容は深く、また作者の特長であるユーモラスで思わずにやりとしてしまう皮肉などが利かされ、満足できました。
シリーズ完結というのは本当に残念です。