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乙女なげやり (新潮文庫)

価格: ¥546
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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安心して楽しめる娯楽エッセイ ★★★★☆
日常風景ってとてもありふれているものですが、著者の三浦しをんさんの日常はそんなありふれた日常とは一線をかく。別に特別なことが起こるわけではない。しかし日常生活でちょっとあるそこはかとなくおかしい出来事。それをしっかりと見据えてエッセイとしてまとめあげる手腕は大したもの。安心して楽しめる作品です。
おかしいけど居心地悪い ★★★★★
男が読むと、
女性の隠している部分に立ち入ったような、
ちょっとこちらがおどおどしちゃう、
そんなエッセイですね。
面白いけど居心地の悪さもあって、
つい読んでしまう。
複雑な一冊です。
読むと、読みたい本が増えちゃうエッセイ ★★★★☆
本(マンガ含む)が大好きで、
腐女子な著者による爆笑日常エッセイ。

マンガや、白い巨塔、ヴィゴ・モーテンセンへの愛にあふれています。
お母さまやおばあさま、弟さんなどご家族もたくさんネタにあがっています。
おばあさまへのあからさまな質問、、こんな孫嫌だな。
弟さんとお友達のBL疑惑、、こんな姉嫌だな。
でも読者としては、すっごくおもしろい!です。
とはいえ、著者も基本は家族孝行だと思いますが。

2004年に太田出版より刊行されたものの文庫化です。
収録されているエッセイに、著者が元バイト先を訪ねた際、
社長に「芥川賞とってよ」と言われ、
「無理なご注文だぜ」と地の文で返す、というのがありました。
直木賞受賞前のこのエピソードがお気に入りです♪
なげやり妄想やヲタク話が満載です。 ★★★★☆
著者の本を初めて読みました。
少女漫画など、その道のヲタク的要素に長けていればもっと楽しめたことだと思います。
著者の普段の半・自堕落的生活ぶりをネタにしてエッセイとしたものですが、そんな何気ない行動をあっさりとうまく表現しているところは、さすが小説家・エッセイストとしての文才が光っているように思います。
真顔で接する弟さんやお母さんとのバトルがとても面白くて思わず笑ってしまいました。
もう少し著者のエッセイを読み続けてみたいと思います。
今回も笑わせていただきました。 ★★★★☆
 あいかわらずの爆笑エッセイ集、文庫最新刊です。
 ほんっっっとに三浦しをんさんって、小説のときとエッセイの時って別人のようですよね。脱力&妄想の日々を、赤裸裸というのもまだ体裁をつくろった感じに思えるほどの暴露な書きっぷりで今回も楽しませていただきました。
 あいかわらずバクチクを追いかけ、ヴィーゴに妄想の日々を繰り返し、この巻では弟とその友達のジロウとのBLな疑惑を追いかけたりと、本当に楽しいです。いろいろな悩みがあっても、これを読んでいる間だけは忘れられる、そんな一冊です。
 弟にブタさんと呼ばれるしをんさんには悪いですけれど、ブタさんはブタさんのままこのまま妄想とマンガに没頭の日々をこのまま続けていただきたいです。