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大地の子〈下〉

価格: ¥1,529
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文藝春秋
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涙なくしては読めません ★★☆☆☆
 波瀾万丈の壮大なストーリーが予想通りに展開して、まるで漫画みたいだと思いながらも随所で思わず涙してしました。現実味が希薄ですが、娯楽読物として面白かったです。

 満蒙開拓団、文化大革命、残留孤児の問題を身近に届けた功績は大きいと思います。
うーん、もっと早く読みたかった ★★★★★
7歳まで育ててくれた生みの親か、我が子のように育ててくれた育ての親か、
戦争で引き裂かれた一心は悩みぬく。一人寂しく日本で暮らす実の父親、
日本へ行ってしまえば子供を失うことになる老いた中国の両親、中国に居続
ければ不当な扱いを受けるかもしれない娘、帰国を待つ亡くなった母親と祖
父、帰国を夢見ながら死んでいった同じく残留孤児の妹の思いを抱え込み悩
みに悩むが、最後は自分のために決めた一心。

自分に対して酷薄であった国であるが、それでも自分が塗炭の苦しみを経験
した時、生死の間をさまよった時、束の間の幸せを噛み締めた時に、誰に対
しても同じ態度で接した父なる自然、母なる大地があるこの国を捨てること
ができなかったのではないだろうか。

クライマックスは最後にある。本当にいい作品だと思う。
素晴らしいラスト ★★★★★
北京に帰った陸は、鉄工所の建設を日本と共同で行うこととなる。
日本の団長は、なんと陸の実父だった!
互いにすぐ分かる親子。しかし、陸には命をかけて陸を守ってくれた養父がいる。
陸が、日本に言った時に、実父の家を訪ねたことを知った、あくどい同僚は、陸をスパイだと告発する。(この辺は、NHKドラマでは中国に配慮して、カットされています)

ところが、あくどい同僚の妻は、かつて陸が流刑になる前に、陸と愛し合っていた女性だった。
彼女は、正義に目覚め、自分の夫を告発する。
ラストは、大いなる黄河の流れとともに、陸が決心を語る。
感動します。