結構手の込んだ料理も載っているので、有元さんの本の中では、少し料理中級者以上向きだと思います。
ただし、料理が大好きな人にとてもオススメな本です。
作った料理はとにかくおいしく、家族にもよろこばれます。
単品のレシピだけでなく、四季の献立、スイーツなど、参考になる項目がいっぱい。
有元さんの料理に対しての愛が、とても感じられる本です。

お料理、とくに和食初心者にお勧めの一冊。四季ごとの献立の紹介や、素材についての解説も読んで楽しめます。お客様の日によく作る一品はこれ、母がよく作っていたけれど自分の代でこういう工夫を加えた、といったコメントは有元家の日常の食卓風景や味の変遷も感じさせます。空気感のある写真を使ったシンプルな装丁も素敵。

体に優しい健康食が食べたい、でも粗食だと色合いが地味で食卓が少し寂しい、そう思っている人に絶対おすすめの料理本。季節を感じる献立に始まり、和の香草を生かしたレシピ、酒の肴やデザートまで、どの一品もシンプルでありながら、ちょっとした取り合わせや盛り付けの妙で極上の家庭料理に仕上がっています。「わが家で頂く食事が一番のごちそう」と実感できるレシピが満載。新婚のお祝いにも最適です。