今頃、天国でZuzuと二人で歌っているのかな
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小学6年の給食後の教室の掃除中に友達からの「Beatlesが解散したんだぞ」という情報を聞いた時(年がバレる)をトリガーに実に40年近く洋邦問わず聴き続けてきた中で邦楽での2大衝撃体験は、(1)吉田拓郎のオールナイトニッポンで流れてきたMika Band『タイムマシンにおねがい』のカッコ良さにぶっ飛んだことと(2)ジャケ買いしたこの『Papa Hemingway』のハイセンスな大人のロマン。いずれもmade by 加藤和彦。で、『Papa Hemingway』。しかしよくもまあこれだけ信じられない極上な音楽を生み出す加藤和彦とは何者か?コンセプト、ジャケ、スリーブ、メロディー、歌詞、ボーカル、演奏、『Small Cafe』〜『Memories』〜『Adriana』の美し過ぎるライン。全てがトノバン&Zuzuの独壇場、他の追従を許さず。リリースされて30年、未だこの衝撃を超える体験をしたことがない。私は日本のポップス史上の最高傑作と断言したい。〜Memories〜今頃、天国でZuzuと二人で歌っているのかな。合掌
追悼 加藤和彦
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今でも「スモール・キャフェ」を初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。まだ10代だった私にとって、日本のポップスでこのような音を出す人がいたということが驚きでしたし、何より「大人」を感じさせてくれたところがいつまでも印象に残っていました。
その時には加藤和彦という人がフォークルやミカバンドをやっていた人ということもほとんど知らず、むしろ参加ミュージシャンに魅かれてではあったものの、エアチェックした音を何回も聴いていたという記憶があります。
後にCD化や再発された時にも何度もレコード屋で手に取り、買おうかどうしようか迷ったものですが、なぜかそのままできてしまいました。
今回加藤氏が亡くなって、ともかくこの音が聴きたくて、手にしてしまいましたが、40代も後半になってもあの10代の気持ちが戻ってくるのが不思議でなりません。
音やリマスターの具合にいろいろ問題はあるのでしょうが、30年の時間を戻してくれて、それなのに今の「大人」にもプライヴェートな時間を提供してくれるこの音をしばらく聴いていることにしたいと思います。
紙ジャケット仕様はそれなりに味はありますが、インナー・スリーブがLP時のものをそのまま縮小したのはちょっとでした。雰囲気を楽しむにはそれでも構いませんが、字が小さすぎます。中年のおじさんには読みにくいです。
参加ミュージシャンは、坂本龍一、高橋幸宏、小原礼、大村憲司で、ミカバンドにYMOというところですか。
よく聞きました
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昔よく聞いていた一枚です。この人、当時は何処まで真面目なのか分からない活動をなさっておりまして、パロディっぽいものが多かったのですが。不思議に味のある作品が多かったように思います。それで、僕にしたら、またまた突然に出てきたのがこれでした。なんでヘミングウエーなんやと当時思ったものです。まあ、加藤和彦氏のほうがずっと先を行っておったわけですが・・・。まあそれでも聞いておりますと実に摩訶不思議なグルーブ感といいうますか、とりこになってしまいました。今聞いてもいいと思いますね。
返品しましょう
★☆☆☆☆
>今回、告知広告等における『パパ・ヘミングウェイ』の作品説明欄に、“佐藤奈々子とのデュエット曲「レイジー・ガール」など収録”という記載があり、オリジナル・アナログ音源を使用しているとの印象を与えてしまいました。
告知広告における表現からオリジナル・アナログ音源を期待してご購入いただいたお客様には、ご迷惑をおかけ致しました。
ご購入いただきました加藤和彦作品に関しまして、ご納得いただけない場合、ご返品等に対応させていただきますので、ご相談下さいますようお願い申し上げます。(株)オーマガトキ
ということ。
ぜひオリジナルから再復刻を!
★★★☆☆
超ショック!「レイジー・ガール」に佐藤奈々子さんのボーカルが入っていません。一番好きな曲だっただけにがっかりです…。