「カシマカスタム」で有名な
★★☆☆☆
鹿島センセの本ということで読んでみたのだが
おじさん達の酒場におけるソフト猥談に同席させられた感じ。
対談形式なのでなおさらその感を強めた。
文化的セックス薀蓄はともかく
裏に流れる「おじさんたちもモテたい」という意識に辟易させられた。
まえがきに「女性と堂々と性談できることがモテの条件」と
述べておられるが、女性は眼中にない男性の猥談は
セクハラととるので注意されたほうがよかろう。
また途中、「女性のインテリ階級は婚期が遅れて
適当な独身男がいなくなるから、当然、中年男と不倫かなんかで
セックスの経験を積んで32歳くらいで結婚」
というくだりがあって噴飯ものだった。
「どうして僕たちのところにはそういう不倫の話がこないのか」と
続くのだが、少なくともその中年男はセンセー達のことじゃありませんや。