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ポケットに名言を (角川文庫)

価格: ¥380
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店
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名言は反対のものがある ★★★★★
「書を捨てて街に出よう」
といった人が、
「ポケットに名言を」
ときたので、これは読まずにはいられない。

たしかに、感銘を受けた名言がいくつか載っている。

自分で、自分の気に入った名言集を作って、
ポケットにいれておきたいと思った。

今日から、ひとつづつあつめて、3年後に、1000名言があつまったら、
自分の集めた名言集を出版しよう。

「ポケットに名言をII」
求めてる ★★★★★
何をきっかけにこの本を手にしたのかは覚えていませんが、
大事な本です。

言葉を探したいときに、開きます。

私の思いを表す、そんなことばを求めて開きます。


私も、いつの日か言葉コレクターになりたいと思う。
引用・流用・転用の達人、寺山修司の著作、といっていい一冊 ★★★★★
 寺山修司は同郷の偉人だということもあって、中学生の頃から多くの著作に親しんできたが、最近彼の業績を改めて考えてみるとその諸作品の底に「引用・流用・転用」という手法が浮かび上がってきて、その視点でこの文庫を読んでみると、その言葉たち自体とは別に、寺山の活動の本質が読み取れてくる。
 一著作の中での一定の文脈から一部分を切り出してくることで、その部分が帯びていた意味合いはより自立的、あるいは孤立的になり、そんな言葉を一定の目論見の下で配列すると、編集者自身の意図がはっきりとページ上に実現される。彼の代表的なフレーズである「書を捨てよ、町へ出よう」も元々ドイツの知識人が言った言葉で、書物をもっぱら読みまくる若者が多かった当時の状況へカウンターポジションを取る為に彼が引用した言葉だった(いまでは書を読まないことの正当化に使われているきらいがあるが)。
 寺山が「引用・流用・転用」のもつ効果に自覚的だったのは明らかで、そもそもの彼のキャリアの始まりだった短歌や、他には俳句などが含まれる定型短詩形式こそは「引用・流用・転用」の装置でもあり、そうして考えると戯曲の多くも先行の有名戯曲についての流用・転用が独自の寺山の世界を作り上げる技法になっていたことがわかる。映画についても、人づての話だと流用・転用が見うけられるようだし、寺山修司の真価は「引用・流用・転用」を通じた独自の世界の構築、及びそうして残された諸作品の内容、ということになるのだろう。だからといって寺山自身にオリジナリティがなかったかといえばまったくそんなことはなく、着地点として、結果として引用元が表現していた価値付けとはまったく違う境地に至っていることでそれは証明されている。「オリジナル」と称しながら、一般に流通し、容認されている枠内でしか「オリジナル」を作らない/作れない人々(その作品はオリジナルというよりヴァリエーション、変奏曲、変奏物とでも言うべきだと思うのだが)と比べれば寺山のオリジナリティは相当の質の高さを示している。
 
 考えてみれば、日本語の成立・発展過程や日本仏教の発展過程もそんな「引用・流用・転用」効果のもとにあるし、西洋文化についても同様で、また、未開文明の分析でレヴィ=ストロースが言う「ブリコラージュ」というのはまさに寺山の営為を指している。この文庫は、寺山修司という芸術家の「職業の秘密」を、図らずも表象している1冊だ。
ひっそりと机の上に ★★★★★

ふとしたときに手にとって読める本。

いわゆる格言的な名言ではなく、欧米・日本文学作品が

中心。なかには「?」と考えさせられる、深いものも、

ガツっと響くストレートなものも。

なんとなしにぱらっとページをめくって、そこにある一行の

フレーズに思いを巡らすのは、とてもいい時間じゃないでしょうか。



言語表現の限界に挑む・・・?!(;'Д`)ハアハア   ★★★★☆
(;'Д`)ハアハア  さすが・・・寺山である。
高知で産まれただけあってか、高知みたいな詩を描きやがる・・・?!
彼の才能の異端さは・・・まるで高知県・・・高知大学のやうである。
彼に勝てるくらいの才能は、ホッカルさんが知る限り、2人くらいしか知らない。
「私は不完全な死体として生まれた」で始まる有名な詩は、読むものを震え上がらせる・・・?!
正しい評論 ★☆☆☆☆
仕事で使えそうな名言を探していて、その時にたまたま図書館で見つけて読んだ。題名は知っていたけど、今まで手に取らなかった本。結論からいうと、手に取らない方が良かった。残念ながら全てが古いです……。
プラス+ハッピー♪ ★★★☆☆
型破りな名言集です!!寺山修司さんならではの感性で選ばれたものがたっぷり☆言葉って英語、日本語、中国語、フランス語、っていっぱいある。人類が共通して持っているもの。言葉ひとつで世界が変わったりもする。この本を読んで自分にぴったりくる言葉を探してみてはどうですか?
島森書店 本店 ★★★★☆
[花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ]  
は寺山の言葉かと思ってました。しかし、井伏鱒二のことばだったのですね。

寺山を愛してる人達は沢山居た筈なのに美輪明宏以外は誰が居るんだろうという昨今。
演劇界には居るのかもしれませんが、寺山と同じ世代の方は60歳後半の筈です。
閉じてるなあというのが実感です。

寺山の映画、高田馬場の畳のミニシアターで数本観てましたが、
かなり好きです。
でもあの
不幸が何者にも知られず湿った地面を這うように進行していくような
そう、そんな雰囲気はいまはどこにいっちゃったんでしょう。

今、彼を想ってる方々は
演劇だけではなく、映画にしてもらえないでしょうか。

『毛皮のマリー』はいしだ壱成と美輪さんの舞台を観たことがあるのですが、オチがあって、
驚きました。毛皮ってそのこと…!という。
雪渓堂第七分館 ★★★★★
世に名言、格言集の類は数多いけれど、本書ほど型破りな名言集は珍しいのではないか。歌謡曲あり、懐かしい映画のセリフあり、かと思うと、サルトル、サン=テグジュペリ、マルクス…。しかつめらしく覚えたり、読むのではなく、Tシャツでも着るようにもっと気軽に名言を自分のものにしよう!思い出にすぎない言葉が、ときには世界全部の重さと釣り合うことがあるのだから。異彩を放つ、真にユニークな書。
雪渓堂第七分館 ★★★★★
【一杯の茶のためには、世界など滅びていい】                         世に名言、格言集の類は数多いけれど、本書ほど型破りな名言集は珍しいのではないか。歌謡曲あり、懐かしい映画のセリフあり、かと思うと、サルトル、サン=テグジュペリ、マルクス…。しかつめらしく覚えたり、読むのではなく、Tシャツでも着るようにもっと気軽に名言を自分のものにしよう!思い出にすぎない言葉が、ときには世界全部の重さと釣り合うことがあるのだから。異彩を放つ、真にユニークな書。
                    ■映画「勝手にしやがれ」とか。シェイクスピアの「マクベス」とか。うふふ。ねえ。だって、世界全部の重さと釣り合っちゃったりするんだから。
高校生系★書店 ★★★★★
素敵な言葉が数珠のように…宝物のような一冊。なんど励まされたことか。一生大事にしたい。