隊長は相変わらず
★★★☆☆
強くなる為に違法のドーピングに手を出したシャーニッドの元同輩の話を主軸に、前巻に登場した謎の山羊「廃貴族」を求めるグレンダンの傭兵団が話に絡んできます。また、傭兵団の団長ハイアはレイフォンと同じ流派の武芸者で、と言う流れで、レイフォンが抱える1つの葛藤も浮かび上がります。
主人公が最強なため、今まで人間相手の戦闘シーンはいまひとつ緊張感が足りませんでしたが、レイフォンに近い実力者であるハイアとの戦闘シーンは読み応えがあります。また、今まで何となく謎に包まれていた(?)やる気があるのか無いのか分からないシャーニッドが小隊にいる理由も明かされます。普段と一味違うシャーニッドも注目です。
一方、ニーナは今回も特に良い所なし。っていうか、警察の捜査を邪魔しちゃったりしてます。しかも個人的な理由で。武芸に突出したレイフォンや精神的に成熟したシャーニッドに比べるとどちらも中途半端なニーナとは言え、そろそろ見せ場の1つぐらいつくってやれないものか。
第4巻です!
★★★★★
相変わらず楽しいですね。誰にでも嫌な過去、触れて欲しくない過去、忘れてしまいたい過去、色々あると思います。たとえ話したくても、話して解ってくれなかったら・・・と思うと中々話せないでしょう、今回の作品でさらにチームワークが向上しましたね!個人個人の思いも色々と出てきています。次回がまた楽しみになってきています、*次回は1月らしいす。ペースが速いのでもの凄く嬉しいですね!!
レイフォンの武器は・・・
★★★★★
この巻ではシャーニッッドの過去にふれ、十七小隊の成立ちが明らかに!!
フェイフォンの武器にも注目。
今まで剣を主体に戦いながら、様々な技を使って圧倒的な強さを誇っていた主人公が
実は、最も得意としていた武器を避けていた!?
フェイフォン、どんだけ強いんだ・・・・と感じます。
その武器を使う事に躊躇するフェイフォン、その理由とは・・・!?
武器を通じて、レイフォンの過去や想い明らかになってきます。
また、フェイフォンをとりまく女性人にも注目
フェリの意外な行動やニーナの心情の変化、そしてリーリンもついに!?
ここらへんは、本巻を読んでのお楽しみがいいと思います。
お勧めの巻であることは、間違いないでしょう。